![]() |
2020.08.22 Saturday
シェア率?
最近「シェア率」という言葉を聞くようになった。
ぼくは違和感があるのだが、普通に使っている人もいるし、ネット上に「シェア率」という文字もある。 そういう時代になったのだろうか。 シェアという言葉の意味は「市場占有率」であり、シェアという言葉には「率」が含まれている。 というか、シェアという言葉自体がもともと「率」という概念を持っている。 だから、シェアに率をつけるのはマチガイだと思う。 しかし、言葉というのはみんなが使えば正しいことになるから、「シェア率」もいつかは正しい日本語になるのかもしれない。 どっちにしても、英語を話す人には意味がわからないのだから、それでもかまわない。 この類の言葉に、「よりベター」というものもある。 「ベター」は比較級であり、「より」は含まれているから要らないはず。 これも違和感があるのだが、なんとなく市民権を得ているのが気持ち悪い。 英語教育に力を入れているのなら、こういうのはオカシイ、という声が出てもいいと思うのだが…。 英語がそれだけ身近になった、ということかもしれない。 しかし、個人的にはどう考えても、オカシイ。 |
![]() |