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2020.10.06 Tuesday
グラフィティ
Palmという会社が自社の携帯端末で、文字を入力するために作ったのがグラフィティという方式。
それが一時IBMのWorkpadという端末で使えるようになった。 アルファベットのそれぞれの文字を一筆書きで書いて、入力するというやり方。 とっつきは悪いのだが、慣れるとかなり早く入力できる。 一時はソニーのクリエという携帯端末でも使えるようになっていて、数年間それを使っていた。 一筆書きというやり方は、慣れるとよくできている。 間違ったら、右から左へ横に線を引くと一文字消える。 改行は右上から左下に線を引く。 必要最小限の手の動きで入力ができる。 今のフリック入力よりも楽だと思うのだが、慣れないといけない。 一番良く使っていた頃は、クリエで会社の帰りにメモを書いていた。 ブラインドタッチで打つよりは遅いが、手で書くよりは早かった。 何より、あの携帯端末でテキストファイルが作れるというのが便利だった。 以前持っていたスマホではOSが対応しなくなって、グラフィティの時代も終わったと思っていたが、買い替えたグーグルのスマホならちゃんと動いた。 今日何気なく調べてみたら2020年のレビューが出ていて、使えることがわかったのだ。 使わなくなって、10年ほど経つが、ちゃんと指が覚えているのがすごいところ。 画面が出たら、勝手に指が動いて字を入力できた。 タッチタイピングと同じで、考えなくても反射で動く。 今後どうなるかわからないが、もうしばらく使えそうだ。 ぼく以上の根強いファンがいるのだろう。 今やフリーのアプリになっている。 OSに対応するのは大変だろうが、ありがたいことだ。 今日はいい日だ。 |
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