考えたこと2

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感染差別
今のサラリーマンのコロナ感染に対する恐怖は、病気そのものよりも、なった場合の「差別」ではないかと思う。
テレビで、「コロナに感染したのは本人が悪いと思う」というアンケートに「そう思う」と答えた割合が日本は11.5%でトップだという。
その他の国は中国4.83%、イタリア2.51%、イギリス1.49%、アメリカ1%という結果。
大阪大学の研究グループの結果ということだ。

たしかに、濃厚接触ではないオープンエアの場所でも、みんなマスクを着けているのは、半分は同調圧力だろう。
外を歩くときにマスクしても意味はないが(実際していないときも多いが)、何割かは回りの目があるから仕方なく着けているのだろう。

同じウィルスであるインフルエンザでしていないものを何故するのか、ということだ。
おまけに、インフルエンザのほうが怖いのだから。

人々がコロナには特別の感情があるのだと思う。
それは3月以降、マスコミやバカな専門家が煽りまくった結果できたのだろう。
コロナ禍が広がっても、収入が減らない人たちや、余裕がある人たちがそうなりやすい。
自粛期間中に公園で子供らが遊んでいるといって、学校に告げ口をするような人たちだ。

理屈の問題ではない。理屈の問題ならもうほとんど解決している。
日本は欧米に比べて死者数が1/100という事実だけで十分だ。
感染爆発と言っているバカな知事やマスコミは、重症者数や死者数を全く言わない。
わざとなのだろうか…。

ほとんど死んでないのに、何が怖いのだろうか。
自分の存在をアピールするためのスタンドプレーなら、まだわからなくもないが、これだけ国民や経済に大きな打撃を与えているという自覚はないのだろうか。
感染症の研究者は、予算が欲しいからという動機もありそうだが…。
そのおかげで、働き口がなくなる人たちがたくさんいるのだ。

こないだも書いたが、感染者に対する感情的な差別は自粛警察と同じ心理だろう。
病気にかかって差別されるのだから、理不尽この上ない。
だいたい、インフルエンザになって、まだ治りきっていないのに出勤する人を咎めずに、なぜ感染しても9割以上が無症状の感染を怖がらないといけないのか。

会社の人に聞いたら、今どき旅行にでも行ってコロナを持って帰ったら、部署でボコボコにされるから行かないという。
コロナ=穢れなのだろう。
神様の与えるバチみたいなものだ。

コロナに感染したということは、日頃の行いが悪いから、結果としてバチが当たったという感情的理屈。
そういう心理があるから、日本では「コロナに感染したのは本人が悪いと思う」という比率が10%を超えているのだと思う。

ある意味、コロナに感染したら「恥」だと思っているのだろう。
そして、そういう恥さらしな輩は村八分にしてもいい、という感情が古くからあるから、自粛警察や感情的な差別がはびこるのだと思う。

「菊と刀」のルース・ベネディクトは、日本は「恥の文化」だと言った。

それは戦後も全く変わっていない。




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