考えたこと2

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日本学術会議
日本学術会議の定員の半数改選で、105名の非常勤公務員のうち、6人が任命を拒否されたということで問題になっている。
ぼくは学術会議が何をやっているのかは知らないが、大学教授の中には明らかに事実誤認したことを公然と言っている人を知っている。
大学に行って驚いたことの一つは、そういう人たちが教授として勤務しているということだった。

2004年に大学で勤務して、パソコンのサポートで教室に入っていたら、教職過程の先生が「企業は悪いことをしてボロい金儲けしている」という話をしていた。
いつの時代の話かと呆れてしまった。
左翼というより、アタマが悪いのだ。
今や悪いことをして金儲けをするとか、公害を公然と出して金儲けをするとか、そういう企業は大昔に淘汰されている。
頭の中が1960年代だ。

そういう先生がついこないだまで、働いていたのは事実。
一方で、そういう先生たちに「割合がわからない大学生に学士を出していいのか?」という指摘をしたら「大学は専門を教えているので、それは大学のすることではない」と言ったり、「研究計画を出してもらって、それに応じて研究費を出すのはどうか?」という指摘に対して「めんどくさいから嫌だ」と言ったりする。
世間の常識から乖離しているのだ。

自分たちが選んで入れている学生には責任を持たず、給料がほしいから定員が割れないように入試など関係なしに入学させる。
私学の半分は、そういう状態。
入れた学生に責任を持つなら、専門を学べるということを担保するために、入試を真面目にやらないといけない。
そうすると入る学生がいなくなる。
だから、いい加減な入試をする。
それを良しとしている大学の教員がたくさんいるのだ。

文科省はスポンサーだから、言うことを聞く。
今の大学をダメにしたのは、そういう教員たちの言う「学問の自由」というやつだと思う。
要はめんどうくさいことはせず、自分たちのやりたいことだけをやりたいのだろう。
今回任命されなかった教授のインタビューを見たが、老害という感じの人だった。

ツイッターに大学教員のこんなツイートがあった。

「私も30年以上学界に身を置いてきたので断言するが、日本学術会議は虚飾の肩書と小遣い銭が欲しい古株教授以外には無縁かつ無用の長物。大学は左翼が多いため「学会の推薦」となると必然的に左翼の溜まり場となる。自民党政権がそんな物に毎年10億円以上の税金を出してきたのはスキャンダル。真っ先に行革の対象とすべき。改革は不可能。廃止しかない。政策提言の組織など、遥かに機能するものが他に幾らでもある」

まともな先生はわかっているのだろう。
年間10億円も使う価値があるのか。

この件の詳細は知らないが、少なくとも、国家が金を出して公務員としてやっているのなら、総理には決定権がある。
自分たちのイデオロギーを権威づけたいのなら、学会でやればいい。
バカみたいにたくさんの学会があるではないか。

それらの学会費は大学が研究費として出しており、学問の自由はいくらでも保証されているのだから。



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