考えたこと2

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誹謗中傷への対応
少し前に女子プロレスラーがリアリティ番組の内容で、SNSで誹謗中傷を受け、それが原因で自殺したということが報じられた。
ここでのリアリティー番組というのは、脚本なしで流れでそのままの姿を見せるというものらしい。
具体的には「テラスハウス」という6人の男女の共同生活の番組で、世界190カ国に配信されているとのこと。
2018年にはアメリカのTIME誌が、ベスト10の番組の1つに選んだほどだ。

そういうわけで、彼女の死は海外でメディアでも話題になったらしい。
ちょうど今深刻化しているネット被害なども絡んだのだろう。

ぼくは基本的にSNSでは実名で登録して、主に情報収集に使っている。
めったに発言をすることはないが、するときは実名だから実社会で言えないことは言わない。
そういうふうにSNSを使うべきだとは思う。

しかし、匿名のアカウントで言われていることで、興味深いものもあるので、一概に否定はできない。
匿名のアカウントを全部禁止にすれば、SNSは面白くなくなるとも思う。
これを言うと、具合悪いだろうけど、言いたい、と思うようなことが面白かったりする。
それがネットメディアの面白いところでもあるから、難しい。

でも、一部の本当に悪意のあるとしか思えない誹謗中傷は許せない。
こういうのは、たいがい実名のアカウントに対して、匿名で誹謗中傷をしているもので、自分は安全な所でただ文句を言うというものだ。
見る価値もないと思って、ブロックしてしまえばいいのだが、彼女はそういう思い切りができなかったのだろう。

韓国では有名人の自殺者が相次ぎ、法律ができた。
サイトの運営者が悪意あるコメントは事前に削除でき、書き込んだ人の利用を中止し、今後そのIPアドレスからの接続を遮断することを可能にした。
こうすると、アカウントを消去しても、プロバイダを変えないとIPアドレスが変わらないから、だいぶ抑止になると思う。

有名人の側も、告訴する例も増えているらしい。
事務所が訴えることもあるという。
それは妥当なことだと思う。

アメリカでは、逆に誹謗嘲笑のコメントをテレビでさらして、笑いものにするという番組もあるらしい。
さすがアメリカだと思う。

日本では菅官房長官がネットリテラシーを教育しないといけない、という発表を行った。
まことにそのとおりだと思う。

韓国のように、運営業者に消す権利を与えるのか、アメリカのように個人がもっと強くなるのか、日本はどう進んでいくのだろう。


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