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2020.05.19 Tuesday
いい声
最近、Webを通じた仕事が増えて、自分の声がエコーバックしてヘッドセットから聞こえることが増えた。
誰しも思うことだろうが、自分の声を聞くと、自分で普段聞いている声と違いすぎてびっくりする。 歌手の人たちは、普段自分の聞いている声と違う声を聞いて、どう思うのだろうか。 普段聞き慣れている声は、骨格を通って内耳に至る音が入っているから、みんなに聞こえている声とは違う。 中学校の時、家に初めてテープレコーダーが来て、録音して家族一同驚いたことを思い出す。 みんな自分の声は違うが、家族の声は普通だったので、自分の声はこういう声だと納得した。 ぼくは弟の声と全く違うと思っていたが、よく似ていると言われるのはわかった。 エントリーシートの添削などを頼まれたとき、ぼくは必ずその文章を声に出して読む。 相手に書いたことをもう一度考えてもらうということもあるが、音読することによってより文章が頭に入るし、読んでいる途中に気づくことも多いからだ。 相手も、自分の書いたものを聞いて、気づくこともあるはず。 そういうこともあって、できるだけ「いい声」を出したいのだが、これが難しい。 面接でも、声で元気さややる気をアピールできる。 意外とみんな気をつけていないが、声のトーンは影響が大きい。 面接時の諸注意をすると、声のところでみんなの顔が変わる。 歌の練習をするのに、ボイストレーニング〔ボイトレ〕というのがある。 一度行ってみたいと思う。 あれをやって、いい声になるのだろうか。 と思っていたら、「1日1分朗読」を続けるだけで、話し方も声もよくなる、という記事を見つけた。 そういう本が出ている。 朗読には5つの効果があるという。 1.腹式呼吸になってつやのある声になる。 朗読は腹式呼吸でやるので、横隔膜を押し下げて肺のスペースを確保するので、自然と「ツヤのあるいい声」になるらしい。 2.喉を傷めず「声がれ」もなくなる。 よくカラオケで歌いすぎて、次の日に声が出ないということがあるが、それがなくなる。 3.声量をコントロールでき、「伝わる力」が上がる。 声量がないと、何を言ってるかわからない、という事になりがち。それがなくなる。 4.「声のトーン」を使い分けられる。 朗読では声のトーンを変えて話すので、トーンを使い分けられるようになる。 5.「自分の最高の声」を見つけられる。 そういうことをして、自分の一番いい声を見つけられる。 ということだ。 音読は確かにいいことだと思う。 朗読とどう違うのか、そのへんは本を買わないとわからない。 |
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