考えたこと2

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テレワークは週2日
フランス人は「テレワークは週2日まで」と言うらしい。
アンケートをとると、週2日を希望する人が最も多いとのこと。

実際、ぼくもやってみて、毎日テレワークというのは疲れる。
外に出て、誰かと話すというのは刺激にもなるし、いいことだと思う。
じっと家にいると、どうも気が滅入る。
もっとテレワークの工夫ができれば、よくなるのかもしれないが。

フランス人はおしゃべりが好きだ。
夏は日の長い夜になっても、カフェやレストランでずっとペチャクチャやっている。
フランスに滞在したとき、1日付き合ったが、ぼくが見ていてこれといった目的もなく、ずっとペチャクチャ喋り続けていた。

彼らのバカンスというのは、なにもせずに一日座ってボーっとしながらペチャクチャやることだ。
どこか名所に行って、忙しく見て回るということはしない。
経済的なこともあるのかもしれないが、何もない海辺とか、山に行って、ボーっとする。

そういうフランス人だから、仕事は仕事として割り切って、テレワークで自分の自由な時間を謳歌するのかと思っていたが、以外な結果だった。
週2日以外の3日間は仕事に行ったほうがいい、ということだ。
フランス人でも仕事仲間と会う方がいいということなのだろう。

報告ではこう結論づけている。

1 テレワークが「週1日未満」の場合、テレワーク態勢を整えるための手間が増えるだけで、テレワークのメリット(ストレス減、ライフワークバランス、意欲向上)を引き出すに至らない。

2. 「週1日」「週2日」の場合、効率が上がって生産性が向上する。

3. 「週2.5日以上」の場合、社員は企業との接触感を失い(孤立化)、生産性はピーク時より落ちる。

やはり、週2日を超えると孤立化が起こり、逆に生産性は落ちる。

大々的に家で仕事をするということは、日本ではまだ始まったばかりだが、フランスでは2018年にテレワークで働くことを従業員の権利として位置づけているらしい。
さらに、労働者は時間外や休日には上司や同僚、取引先とのメール対応を拒否する権利も認められている。
さすが、フランスだ。

日本でもそのうち、こういう法律ができるんだろう。

しかし、ネットが進化してバーチャルオフィスみたいなのができると、週5日でも生産性は落ちないということになるかもしれない。

さあ、これからどうなるんだろう。

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