考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
志村ショック
昨日、今日の通勤電車の人数がガタッと減った。
大阪の環状線は10時過ぎならガラ空きだ。

去年の今頃は新入生はいるし、旅行客はいるし、勤めに出る人もいるしで、立たないと乗れなかったのに、今は余裕で座れる。
4月の1日になっても、座れるくらい、人の動きが止まっている。

ここ数日で人が減る要因といえば、やっぱり有名人の影響だろう。
ドリフターズの途中加入のメンバーで、解散以降もピン芸人で活躍していた。
もう70歳になっていたのかと驚く。
志村けんが亡くなったことが、みんなの行動に抑制をかけたのだろう。

これで日本のコロナによる死者数は66人。
志村の死は、日本の死者が65人から66人になったということだが、1/66以上の重みがある。
その他の人たちは、見ず知らずの一般大衆。
名前もわからない。

一方、志村はついこないだまでテレビに出ていて、遺族が紹介され、関係者のお悔やみの言葉も放送される。
だから、テレビを見ている人たちは、「死」を実感したのだと思う。
急に怖くなったのだ。

世界を見ると、イタリアが1万2428人、スペインは8189人、フランス3523人、アメリカ3440人となっている。
感染のスタートが1ヶ月ほど早かったのに、日本はまだ100人にも満たない。
きっと何らかの要因があるのだろうと思う。
テレビで怖い怖いと煽っている人たちは、こういう数字をわざと言わない。

人々が安心するのが怖い、というのは感染防止の観点からは事実だ。
しかし、経済活動を停止して、いつまで続けるのかとも思う。

話がそれた。
志村けんがドリフターズの頃は、ぼくはあまり好きではなかった。
単なるドタバタのお笑いで、それは関西のしゃべりの笑いからはだいぶ離れていたからだ。

しかし、時代は変わって、関西の笑いは人をバカにしたり、客をいじったり、単にタイミングで笑わせたり、身内でだけ通じるものになってしまった。
バカバカしい「バラエティ」などその種の笑いばかりだ。
しかし、志村の笑いはそういう楽屋落ちだらけの下らない笑いに比べたら、随分真っ当だと思うようになった。

最近は動物の番組に出ていたりして、いい年のとり方をしたなあと思っていた。

まだまだ活躍できたのに、残念。


| | 考えたこと | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/237900
トラックバック