考えたこと2

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マスクより手洗い
マスクをしていると、ウィルスにかかりにくい、というのは正しくないらしい。
ある医師が書いている記事を見た。

過去の研究結果によると、結果論として、マスクをしていた人たちは風邪にかかりにくかった、という論は成り立つ。
しかし、実験的にマスクをした集団と、していない集団でかかりにくさを比べると差が出ない、というのが実験結果。

結局はマスクを自発的にしている人は、手洗いや衛生に気を使っており、そのせいでかかりにくかったのではないか、ということになる。
また、ライノウイルスという普通の風邪では、飛沫感染よりも手を介した接触感染の方が感染率が高いというのも事実。
手で顔を触らないとか、こまめな手洗いが大事ということだ。

ただ、言われているように症状がある人がマスクをするのは効果がある。
咳をしたときに、飛沫が広がらないからだ。
それは、マスクの代わりにハンカチなどで口をおさえても同じこと。

だから、特に症状のない人がマスクをするのは、ほとんど意味がない。
それよりも手洗いのほうが大事だ。
マスクをするよりも、アルコールのマイスプレーを持っておいて、こまめに手を消毒するほうがいい。
ぼくはそうしている。

さらに、このコロナウィルスの今後のシナリオには下記の4つがあるという。

1.コロナウィルスを根絶できる。到達まで2年〜十数年?
2.ウィルスは存続するが、治療薬、ワクチンで致死率は普通の風邪並みになる。1年〜十数年後?
3.理想的な結末。1年〜十数年後?
4.根絶に失敗し、ウィルスが定着。感染リスクは続く。

4は要するに「普通の風邪」になるということだ。コロナウィルスの致死率は長期的には徐々に低下する、ということになる。
これがイギリスの想定した戦略になると思う。

中高年にとっては、1,2,3が早いのなら、「感染を予防しながらじっくり待つ」という方法が有効だし、その逆であれば「若くて元気な間に感染する」という2つの選択肢があるという。

必ずしも感染予防の徹底が最適ではない、という考えもあるということだ。
手洗いを励行して、指示が出たら従い、それ以外は普通に生活して、感染したら諦める、という態度。
そういうものが日本人の古来の知恵だったはず。
それが「無常観」というものだ。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮うかぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。

この医師のような意見こそ、マスコミが取り上げるべきだと思う。

現状でのPCR検査の感度は30%から70%だという。
検査しても、半分はハズレなのだ。
確定してないから公表しないだけで、そんなに信用できない。
偽陽性や偽陰性をたくさん生み出すことは、検査をしてかえって感染を広めることになる。
そういうことなのだ。

だからこそ、自分で不調を感じたら、休んで様子を見ることが集団感染を食い止めるために必要なことだ。
それが民主国家の国民の理性というものなのだろう。

国民はマスコミよりも賢いことを祈っている。

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