考えたこと2

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リモートワーク3
リモートワークをやって、家庭不和が起こったという事例があるらしい。
一人暮らしならリモートワークはOKだが、家族持ちならそうではないこともある。
なんとなくわかる。
いつもいない人が家にいると、いろんな問題が起こるだろう。

ややこしいのは、家に配偶者がいる場合。
ぶっちゃけた話、専業主婦で小さい子供がいて、いつも仕事に行っている夫が一日家にいるとややこしいだろう。
そういう家はリモートワークに向いていない。
それこそ、カフェで仕事をするとか、対策が必要だ。

要は定年後の状態が今訪れるということだ。
個室の仕事場があるような家ならいいが、日本の住宅状況では難しい。仕事をする場がリビングなら特に難しいだろう。
リモートワークが普通になると、個室が必要になる。
幸い、2033年には3軒に1軒は空き家になるらしいし、リモートワークなら働く場所は選べるから、空き家を利用すればいいかもしれない。

でも、リモートワークをするようになると、その人の仕事は何かということを明確にしないといけない。
これが一番の問題だろう。
日本の多くの会社が、いい加減にしてきたところだ。

きっと、リモートワークをすると、すぐに仕事が終わってしまう人がいると思う。
会社にいれば、無駄話をしたり、会議があったり、誰かの席に行って話をしたりして時間が潰れるが、リモートワークだとそれがなくなるので、純粋な仕事が残る。
当たり前だが「みんなでやる」という仕事はなくなるのだ。(あくまでリモートワークでの話)

今回のコロナ騒動でたくさんの会議がなくなったと思うが、なくなってそんなに困るものはなかったのではないか。
特に前に書いたアリバイ作りの会議など、もともと開く必要がないのだ。
それらをやめて、各自が自分の仕事を一生懸命やれば、日本の生産性も上がるだろう。
上の人は本来の仕事である、「責任をとる」ことをやればいいだけだ。

会社にいたころ、「内向きの価値観」ということで、あるプロジェクトをまとめたことがある。
それは「社内向けの資料の仕事のほうが、お客さん向けよりも忙しい」とか「役員向けの資料をお客さん向けの資料よりきれいに作らないといけない」というような状態があったからだ。
みんな内向きになって、外がおろそかになっていた。
それをやめよう、という意図で作ったのだが…。

コロナで始まったリモートワークが、日本の生産性を上げる方向に進めばいいと思う。


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