考えたこと2

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Sports
英語で「port」というと港のこと。
ポートタワーの「ポート」だ。

「sports」という言葉は、「s」に「port」が引っ付いている。
スポーツと港が関係しているとは思わなかった。

元の言葉はラテン語の「deportare」で、港から離れるということらしい。
それは、日常生活から離れるという意味になって、「気晴らし」という意味になった。
つまり、「sports」は「日常生活から離れて気晴らしをすること」というのが元の意味だ。

19世紀から20世紀にかけて使われるようになったというが、百年以上経って、だいぶスポーツの扱いは変わった。
高校野球などみていると、とても気晴らしとは思えない。
プロスポーツはもちろん、オリンピックに限らず、アマチュアの世界大会などはもうビジネスだ。
食うために、重いものを背負ってやっている。

そういう見方をすれば、本来の意味でスポーツと呼べるものは、学校の休み時間に遊びでやるものや、体育の時間のものくらい。
大人の草野球、草サッカーなども含まれるだろう。
「気晴らし」というくらいだから、それに命を賭ける、というようなものではない。

ということは今テレビでやっているようなスポーツは、本来のスポーツの意味からどんどん離れていっているということだ。
サッカーなどは熱狂的なファンがいて、この試合に負けたら国に帰れないとか、自殺点をいれたらほんとに殺されたというような話も聞く。
メジャーリーグのトップ選手の年俸が何十億円、というような状況だから、やるほうも必死だ。
プロは間違いなくスポーツではないだろう。

しかし、新しいスポーツであるスノーボードなどを見ていると、オリンピックでも気晴らしでやっているように見える。
服装もカジュアルだし、ピアスをつけていたりする。
国のために頑張る、という重いものを背負っているという感じでもない。

あくまで自分が勝ちたいという気持ちだと思う。

今まで、スノーボードの選手たちは不真面目だと思っていたが、それは間違いで彼らが本来のスポーツなのだ。
自分の気晴らしのためにやっているスポーツで、どういうわけか選ばれて、オリンピックに来てしまったという感じ。

となると、彼らみたいでない選手たちはいったい何をやっているのだろうか。




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