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2020.02.17 Monday
外国人が驚いたこと
ちょっと古いが、外国人が日本に来て驚いたこと、という記事があった。
だいたいは、よく聞くものだ。 箇条書きにすると、 ・無料の公衆トイレと自動販売機が多い(マレーシア人) ・時間通り会社に出勤する(ネパール人) ・列車ダイヤが正確(多数) ・どんな宗教にも寛容(インドネシア人) ・治安がいい(カナダ人) ・シャイで物静か(ロシア人) ・飲み会では饒舌(イギリス人) というようなこと。 公衆トイレが増えたのは、ぼくも思う。 これは高齢化と関係があるんだろう。 ということは、これからまだ増える。 自動販売機は治安がいいから多い、ということだろう。 こんなに自動販売機が多い国はないらしい。 タバコの自動販売機は減ったが、飲み物の自動販売機は本当にたくさんある。 会社に行く時間が正確な国は、他にもたくさんあると思う。 ネパール人がびっくりしたのは、自国との比較だろう。 列車ダイヤが正確で驚いたというのはよく聞く。 日本に住んでいれば、当たり前だと思ってしまうのだが…。 いろんな国の人が正確だというくらいだから、やっぱりそうなんだろう。 治安がいいのも、そうだと思う。 忘れ物も出てくるし、電車で寝込んでしまっても大丈夫だ。 しかし、どんな宗教にも寛容、というのは初めて聞いた。 そういえば、世界の大虐殺は宗教が原因のものがほとんど。 現在でも宗教で揉めているところはたくさんある。 そう思うと、日本人は寛容だ。 でも、それは島国で、長い鎖国もあり、極めて同一性の高い民族の国家であるという要因が大きいのだと思う。 これからグローバル化がもっと進み、移民の問題などが出てきたら、そんなに寛容とは思えない。 そんなことを気にしなくても、生きていける環境だった、ということだろう。 個人的には、日本人はそんなに寛容ではないと思っている。 最後に、「酒の上のこと」というのが通用するのは、日本だけだと聞いたことがある。 前後不覚になるまで酔う、というのを許容するのは珍しい文化だ。 普段はあまり話さないが、酒が入ると話せる、というのはあまりいいことではないと思う。 全く話せないよりはマシだが…。 外国の人たちは、日本に来て驚く。 でも、ぼくらも、海外に行ったら驚くことがあるのが当たり前だ。 ぼくもフランスの工場やオーストラリアの食事、インドネシアの工業団地、アメリカのトイレなど、海外で驚くことはたくさんあった。 それが普通なのだ。 それでも、いいように驚いてくれると、嬉しい。 これも島国根性なのか…。 |
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