考えたこと2

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TuneCore
サブスクリプションというと、一定の使用料をはらって、そのサービスを利用できる、というもの。
月にいくらか払って、音楽が聴き放題、というのが一般的なものだ。
YoutubePremiumとか、アマゾンのプライムなど。

でも、音楽を配信する側のサービスもできていた。
Facebookを見ていると、宣伝が入っている。
TuneCoreというもの。

「誰でも自分の曲を世界185カ国以上の配信ストアで配信販売できるサービスです。
楽曲ファイルとジャケット画像があれば、誰でも簡単に配信ができます。」

ということだ。
要は自分で楽曲を作り、それをジャケット写真とともに登録すると、それをいろんなところで聞けるようにしてくれる、というもの。
配信の代行サービスという感じだ。

もちろん、Youtubeやアマゾンも配信先に入っている。
値段は、シングル ¥1,410(税抜)/年〜、アルバム ¥4,750(税抜)/年〜となっている。
ここに登録されたアーティストのリストがあるが、知ってる名前は一つもない。

路上ライブを演っている人たちが、こういうサービスを使って、「音楽販売中」のビラを撒いてファンに購入してもらう、というようなことだろうか。
意外とニーズがあるのかもしれない。

2018年の1年間でアーティストへの還元額が22億円、前年比で168%とのこと。
22億円というのはすごい額だ。

インターネットの発達で、どんどん世の中の共通言語がなくなっていく、ということをこないだ書いたが、こういうのもその一つだろう。
昔は流行りの歌はみんな知っていた。
ラジオやテレビで流れていたし、レコードやCDを売っていたからだ。
でも、今は音楽を作ってこういうサービスを利用すると、好きな人だけがそれをストリーミングできる。
定額サービスに入っている人たちが聴くのだ。
完全にデーターで流通する。
モノではないから、いくらでも作れる。
そうして、みんなが自分の好みのものを聴く時代。

1億総アーティストの時代だ。

なんならカラオケに行って、録音してもいい。
著作権が切れているなら、それをカバーとして販売もできる。

これからの時代、世の中がどんどん個別化していく。

この先に何が待っているのか、想像もつかない。





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