考えたこと2

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ヒップホップ御用達
アメリカでは、ヒップホップのファンやアーティストには、スニーカーの限定モデルが大きな話題になるらしい。
ヒップホップの音楽というと、文化的には体制批判の歌詞が多そうだから、スーツに革靴というファッションよりはスニーカーがもてはやされるのだろう。

その中で出てきたのが「ヴィーガン」のスニーカー。
ヴィーガン、というのはベジタリアンの厳格な人たちのこと。動物性の食品を一切食べない。
その名前を関したスニーカーは、環境に配慮し、植物由来の材料だけでできている、という。
アメリカでは、ヴィーガンのスニーカーでどうやって自社ブランドが優位を持つか、ということが勝利につながる、ということだ。

その背景には有名なラッパーたちが、ナイキやアディダスとコラボしてスニーカーの人気を支えてきたということがある。
さすがはアメリカだ。何でもビジネスにする。
なんでも、アメリカ国内で毎年3億足の靴が捨てられており、埋め立て場行きのスニーカーのパーツは大半がプラスチックや合成ゴム。
これらは自然に完全分解されるには80年かかる。
アンケートによると、持続可能な素材でできた靴にお金を払ってもいい、という回答者は35%もいる。

実際にナイキは植物由来の素材を使ったスニーカーを販売しており、100%オーガニック素材の限定販売のスニーカー「Nike Air Max 90」を150ドルで抽選販売したところ、それらは中古市場で1400ドル以上の人気。
すごい関心の高さだ。
世界にはスニーカーを「投資資産」として見ているマニアもいるらしく、ヴィーガンスニーカーは次のトレンドになるかもしれない、という。

アメリカの人口は3億人を超えており、その中にどれくらいのヴィーガンスニーカーの需要があるかはまだわからない。
でも、ヒップホップのファンは潜在的にそうだと思われているようだ。

これからは、何でも「持続可能」でないといけないのだろう。
安い商品は、石油由来の合成ゴムやプラスチックが使われるが、ヴィーガンになるとそうはいかない。

日本でいうと、「わらじ」「下駄」「草履」などはヴィーガンな履物だ。
植物由来のものだけで作ることができる。
ゴムやプラスチックを使わないと、機能的な性能に欠けるが…。
ヴィーガンという視点でみれば、ひょっとしたらまた流行るかもしれない。
考えたら、昔は石油などなかったし、動物の皮などを使わなければ、ヴィーガンなものばかりだった。

この際、オーガニックシューズとして、わらじや草履を売り出してはどうか。
意外と売れるかもしれない。

植物由来のもう少し強い繊維で編むのだ。

Waraji Maxとか、売れるかもしれないぞ。

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