考えたこと2

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家にパソコンがない会長
NHKの新会長に、みずほフィナンシャルグループの元社長で名誉顧問、年齢74歳の前田さんという人がなった。

新会長の記者会見の様子がニュースになっているが、これはひどい。

「インターネット常時同時配信が来年4月から始まることについて質問されると「実はインターネットとかパソコン持っていないんですが…」と告白。「相当古い人間で、常時配信がどんなものかも分かっていない。これも1月までもうちょっと勉強させてほしい」と苦笑いし、会見中、何度も「勉強中です」と繰り返した。」

とのこと。

NHKのようなメディア産業は、変革期だと思う。
日本は遅れているのだ。
ブロードバンドのインフラは整って、動画コンテンツのストリーミングサービスも始まっているのに、テレビ放送は電波にこだわっていて、常時配信など全く考えていないようだ。

オリンピックを期に、ネット配信を進めようとしていた前会長に変わって、新会長はこのありさま。
いくら74歳と言っても、家にはインターネットもないし、パソコンも持っていないという化石みたいな人物を何故選んだのか。
IT担当大臣といい、今回の人事といい、日本のスタンダードは本当にガラパゴスだ。

みずほと言えば、システムのトラブルで信用をなくした銀行。
いまだに失敗事例として語られる。
2019年の3月にも、システム関連の損失で4600億円を計上している。
16年かかっても、システム統合ができなかった、ということだ。
そのころの社長だったんだろう。

こういう人が社長になっている、ということがその原因だと思わないんだろうか。
大蔵省の護送船団に守られて、ぬくぬくと生きられた時代が終わるとともに凋落している銀行だ。
さもありなん、と思わざるを得ない。

もう余生を過ごすべき人だと思う。

あらゆるところでネットのビジネスが、既存のビジネスを破壊していっている。
その現実を見ないと、世界に取り残されてしまう。

NHKのようなメディアがその先鋒を切らないといけないはず。
このあたりが、自民党のネット音痴内閣の限界かもしれないなあ。

きっと、他国のメディアは大笑いしているだろう。


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