考えたこと2

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ブレクジット
ブレクジットを賭けたイギリスの総選挙が終わり、ボリス・ジョンソンが率いる保守党が大勝した。
もっと接戦になるかと思っていたが、予想外の大勝。
若い人たちがEU残留を希望していて労働党に入れるのではないか、という予想もあったが、全くそんなことはなかったようだ。

国民投票のあと、若い人たちが投票に行ったらよかった、と嘆いていたのを見たが、そういう人は多かったはず。
ただ、あまりにも長い議論に、国民も嫌気がさしていたのだろう。
どっちでもいいから、早く決めてくれというふうに思える。

メイ前首相は傍目にも本当によく頑張ったが、自分の気持ちは残留だったからか、結果的にバランス感覚がありすぎて保守党の中からも批判されてしまった。
時には政治家として「バランス感覚」はジャマになるのかもしれない。

メイ前首相と敵対していた労働党のコービン党首は印象が悪い。
いかにも揚げ足をとってやった、という感じで(言ってる内容はわからないが)話す。
単に反対のための反対で、単なる文句言いに見えた。
こいつは信用できない、という感じ。
今回の大敗は、きっとコービンの意地の悪さも災いしたのだとぼくは勝手に思っている。

しかし、これでイギリスの離脱が確実なものになった。
イギリスから日本企業が出ていく、というニュースもあるし、本当にイギリスの人たちは離脱を望んでいるのだろうかと思っていたが、本当だった。
移民の問題だけでなく、EUができたことで不利益を被った人たちがいたのだろう。

理想を掲げてEUを設立し、市場的にもアメリカに匹敵する人数を抱えて、文字通り欧州の強さを見せるのかと思っていたが、EUはどうなるんだろうか。
何度もお互いに戦争をした過去と決別しよう、という理想はどうなるのだろうか。

戦後の日本は欧米を理想としてきた。
しかし現在、欧州ではイギリスがEUを離脱し、アメリカは一国主義になって、世界平和の理想というのはどこに行ったのかわからない。

アジアではロシア、中国という2つの国がややこしい。
中近東はいろんなところで不安定になっている。

日本は平和だが、これからどうなっていくのかはわからない。
ぼくらは幸せな時代を生きている。

後世の歴史家は、その時結果論になったこの時代をなんと表すのだろう。

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