考えたこと2

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オレサマ化
終身雇用の崩壊がすでに始まってる。
そのせいで、40代、50代の中高年転職者が増えているとのこと。
徐々に雇用の流動化は始まっているということだ。

しかし、今まで動いてなかった人が転職を始めると、どうか?と思う人も出てきたらしい。
人数が多くなると、玉石混交になってくる。

その人たちは「オレサマ社員」と呼ばれる。
一見丁寧だが、自分の思い通りにならないと急に居丈高になるらしい。
思い通りの求人案件がないと、そういう態度になる。

前にも、キレる中高年について書いたが、同じようなものだ。
何となく情けない気持ちになる。

記事は転職サービスの会社の経営者が書いている。
それによると、オレサマ社員になる人は、人間関係を上か下かでしか見ない。
しかし、今どき上下でしか関係性を作れない人はどこに行っても厳しいという。
大企業であっても、外部と対等の立場で付き合うとか、下請けをちゃんと協力企業として扱う、という人が望まれているからだろう。
必要なのは、上下だけでなく左右の関係だという。

たしかに、一つの企業でエラくなってしまうと、「上下」の関係しかなくなる。
大企業では、現在はなかなか昇進はできないものの、ある程度の年齢になれば周りはちゃんと敬ってくれる(たとえ表面的であっても)から、どうしても「左右」の関係に気づきにくい。
また、そういう人には外部との対等な関係を任すことができないから、逆にどんどん「上下」だけの関係になっていく。
そういう風にして「オレサマ社員」ができていく。

大学のセンセイの中にも、オレサマ教員はいる。
大学という社会から隔離された中で、先生ー生徒の関係に長いこと浸っていると、そうなるのだろう。
自分の研究領域はよく知っているかもしれないが、それ以外のことは標準以下の人がそうなりがち。
本当にエライ先生は、教養があるから、ちゃんと周りを見ることができる。
下位の大学にはそういうエライ先生は少なかったが…。

最近、いろんなところでキレる中高年を見る。
道端で怒り顔で何かをブツブツ言っている人や、スーパーのレジで怒っている人もいる。
ぼくも同じような年代だから、困ったものだと思う。

基本的には自己評価が高すぎることが原因。
年をとっても、謙虚であれということか。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

これだ。

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