考えたこと2

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佐渡連
1万人の第九で、指揮者の佐渡裕が直接指導する日が今日だった。
通称サドレンという。

佐渡裕は山本直純から引き継いで、もう今年で20回目。
毎年3クラスくらいが集まってやるから、だいたい1000人。
今日も梅田、京都、淀屋橋の3クラスが集まった。
全部で1万人だから、毎年10回佐渡裕自身がサドレンをやっている勘定。
ということは、20年で200回くらいやっているのだ。

最初のダイネツァウベルの部分はみんなで手をつないでニギニギしてリズムを合わせる練習をし、男性コーラスの部分は毎回みんなで肩を組んで歌う。
3年間同じことをやっている。

毎年思うが、本番になるとコーラスがめちゃくちゃに走る。
走るというのは、リズムが前のめりになるというか、早くなるということだ。
第3楽章までずっと聞いていて、いざ第4楽章になって、やっと出番、という体制になると本当にみんなが早くなるのだ。
最初の「フロイデ」など、「きたきた、出番が来た」という感じで、走りまくりだ。

佐渡裕も毎回のことで、タクトでリズムをとっても意味がない、ということがわかったとのこと。
それで、手をグーパーして、このリズムだとコーラス隊に伝える。
それをみんなに思い出させるために、手をつないでニギニギさせる。
これは彼が編み出した指導法だ。
ただ、そうやっても毎年早くなるのだが…。

しかし、今年のサドレンの男性の年齢は相当高い。
現役と思われる人が数人しかいなかった。
女性はけっこう幅広い感じで、中には若い人もいたが、男性の幅は狭い。
最前列の男性に佐渡裕が聞いていたが、50代が1人、10歳の子供が1人で、残りは60歳以上。
中には80代の人もいた。

今日は1000人で歌ったが、人数が増えると、だんだんと他のパートの音が聞こえなくなる。
もちろん歌う場所にもよるのだが、アリーナでパートでかたまっている中にいると、自分のパートは歌いやすいが、他のパートの声がわからない。
コーラスは他のパートの音を聞きながら歌うのが基本だと思うが、それが聞きづらくなる。
1年目のスタンド席のほうが、他のパートの音も聞けてよかったと思う。
今年はスタンドだから、期待しよう。
1万人のパワーを感じられるのは、アリーナよりもスタンドだ。

来週がいよいよ本番。

今年もやっとここまで来たか。



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