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2019.11.02 Saturday
ハモンドB3 再び
今日はハモンドオルガンを聞きに行った。
ギターの先生も出る。 正確にはハモンドB3という。 当然、もう生産中止になっていて、壊れたら部品を注文するのに海外を頼らないといけないこともあるという。 前にも書いたが、モーターでトーンホイールという円盤を回して音を出す。 スピーカーも回転させて、音の位相差を出す。 中にはたくさんの真空管が入っている、というアナログな電気楽器。 これが本当にいい音がする。 今日もリクエストでやった「ジョージア・オン・マイ・マインド」。 オルガンの音が映える。 ソロは圧巻。 あの下の方からせり上げる音がなんともいえず心地いい。 こういう音楽を聞くと、人生も捨てたものではないと思う。 表現の自由が取り沙汰されている。 ニュースを見ていたら、京都造形芸術大学の教授が「誰も傷つけない表現にはほとんど意味がない」と言ったと書いてあった。 なんか、背筋が寒くなるような考え方だ。 今日のハモンドB3は人間が人工的に作った、アナログ電気楽器の芸術品だ。 あれが奏でる音楽は、それこそ誰もを感動させる音楽だ。 きっと教授は音楽を聞いたことがないのだろう。 そんな人に「表現」を語ってほしくないと思う。 ハモンド最高! |
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