考えたこと2

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ハインリッヒの法則2
神戸市の小学校のいじめのニュースを見たが、これはひどい。
いじめと言っても、先生同士のいじめ。
パワハラと言ってもいいと思うが、職場では起こり得ないほど幼稚なもので、いじめと報道しているのもわかる。

ハインリッヒの法則ということで、2回学校の不祥事のことを書いた。
俗に言う氷山の一角というやつだ。

今の義務教育はどうも方向を間違えたみたいだ。
教員養成課程をほとんど変えず、教育課程ばかりいじって、教育する人をちゃんと養成しなかった。
人数を確保することばかりを考え、質の担保ができなかったのだ。

自治体の採用試験も、試験さえ通れば縁故採用も多いと聞く。
文科省は教育の重要性を考えて、手を打たなければいけなかったのだが、放置した。

そして、核家族化も進み、学校は社会からどんどん孤立した。
教育に関係する人たちは、社会を知らずに教育界の中だけで固まっている。
教育委員会など先生のOBばかりで、文科省を頂点とした教育ギルドのようだ。

そんな状態で、肝心の勉強は塾に任せ、先生は学校を運営する役割になった。
上の言うことを聞き、団体行動できる子供だけがいい子。

上の言うことが絶対になったら、こんな教員同士のいじめも起こるんだろう。

もちろん、そんな先生ばかりではないし、一生懸命やっている先生もいる。
それでも、こんな子供じみたいじめが起こったことと、その後の学校の対応や教育委員会の対応を見ていると、本当に学校は社会から離れた存在だと思う。

こんなところに、子供を任せたいと思う親はいないだろう。

ハインリッヒの法則のとおり、これは氷山の一角だ。
本気で教育の世界を変えないといけない。

それは今の大人たちの義務だと思う。


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