![]() |
2019.09.21 Saturday
ジフかギフか
GIFは画像の形式の一つ。
ぼくは「ジフ」と読んでいたが、海外のドラマを見ていたら「ギフ」と言っていた。 GIFはグラフィックス・インターチェンジ・フォーマットの略。 色数が少ない分軽いファイルで、アニメーションなどもできるのがいいところ。 ジー・アイ・エフだから、ジフというのが自然という感じ。 しかし、グラフィックスの略だから、ギフというのもありだ。 海外ではギフかジフかでもめていたらしい。 2013年には、このファイル形式を開発した人が「ジフ」ということを宣言したが、それでもオックスフォード辞典には両方とも併記されている。 英語の読み方は、難しい。 Gの発音もいろいろある。 ”general”はジェネラルだが、”gift”はギフト、”guest”はゲスト、”ground”はグラウンド。 同じGでも発音が変わるから、難しい。 英語の発音と表記がバラエティに富んでいるのは、歴史の遺物。 イギリスが海外の影響を受けたり、他の国に征服されたりしたのが原因だ。 そのために、GIFがジフになったり、ギフになったりする。 日本語では表音文字である「ひらがな」「カタカナ」は文字と発音が一意的に決まるから、迷わない。 ネイティブにとっては、子音の発音はある程度決まっているのだろうが、日本人が理解するのは難しい。 まあ、カタカナで表記するのが無理なのだが…。 しかし、海外でもジフかギフかでもめるくらいだから、この問題はややこしい。 ギフというと岐阜や義父を思い出すから、何となく違和感がある。 ジフも自負はあるが、まだマシだ。 漢字を取り入れながら、音や意味は変えてきた日本語もかなりややこしい。 話すことと書くことを一致させるのは、活字ができてしまったら難しいのだろう。 もう現状から変化させるのは無理だ。 話がそれたが、ぼくは開発者の意図を尊重してジフでいこうと思う。 |
![]() |