考えたこと2

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70歳まで働く
今朝の就職関連会社の調査で、今の大学生の3割は70歳まで働きたいと思っているとのこと。
サンプルは1500人程度だから、そんなに当てにはならないが、今の年金の問題等を見ていて、自分たちの人生を考えるとそうなるということか。

ぼくはもう60歳を過ぎたが、歳をとるにしたがって、先のことも見えるし、やっぱり長く働きたいと思う。
しかし、これから働き始める人達でも、3割位は70歳まで働こうと思っている。
どちらかというと、積極的に働きたいというよりは「働かないといけない」という意識が強いんだろう。

年金をもらう人がどんどん増えて、払う人がどんどん減る日本。
年をとったら病気にもなるし、医療保険はもっと問題が大きい。
年金どころではなく、使う一方だから大変だ。
こちらも現役世代の負担になっている。

人口構成からして、こうなることはわかっていたはず。
高齢者は若い世代からお金をもらって生きていく仕組みが今の年金。
長生きになったから、余計にどうしようもない。
一応貯めた金はあるが、それ以上をもらうということは、現役世代のお世話になるということだ。
だから、できるだけ現役世代に迷惑をかけないようにしようというのが、普通の考えだろう。

今朝もニュースで年金が少ないという高齢者のことをやっていた。
テレビに出ていた人は、年をとったら好きなことをして暮らそうと思っていたが、とてもそんなことはできない、と言っていた。

年をとっただけで好きなことができるというのは、これまでの話。
今はもうそんなことはできないのだ、と考えたほうがいい。

人口構成や長寿化からこうなることはわかっていたのに、それを放置したのだから、仕方がない。
70年代から90年代の30年間、日本は奇跡的な成長を遂げて、ラッキーだったのだ。
そのころの年寄りはよかっただろう。

でも、もう今は違う。
90年代末から成長が止まって、長生きになって、少子高齢化だ。
ダブルパンチではなく、トリプルパンチだ。

きっと今のシステムを変えないといけないのだが、変えたくない人が多すぎてどうしようもない。
年金、医療の問題をどうするのか。
どうやって、止まった成長をもう一度動かすのか。

マスコミもそういう観点から報道をしないといけない。
年金が少ないから困った、という報道だけでは片手落ち。
そうなるのは当たり前、という側面も報道していかないと、意識は変わらない。

そういうことを本気で考えないといけないと思う。

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