考えたこと2

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微小惑星ニアミス
7月末に、直径130メートルの小惑星が地球から約7万キロの距離を通過した。
7万キロというと、月までの1/5くらいのところ。
この広い宇宙でいうと、本当にニアミスだ。
なんとこの小惑星の速度は、時速8万7000キロメートル。
これが一気にゼロになるのだから、衝突のエネルギーは巨大なものになる。

恐竜を滅ぼした隕石は直径10km程度だったらしいから、それに比べるとだいぶ小さい。
それでも、大量の核兵器に匹敵して、たくさんの死者が出たはずとのこと。

衝突しなくてラッキーだった。
NASAをはじめ、いろんな機関が宇宙を監視しているが、この小惑星には数日前から気づいてなかったということだ。
本当に運が良かったとしか言いようがない。

ややこしいのは、いつ、どこから飛んでくるのかわからないということだ。
それが小さければ、なお難しい。
そういう小惑星を見つけたら、その人は英雄的な仕事をしたことになるだろうが、そうでなければ単に空に向かって望遠鏡を眺めているだけだ。
こういう仕事が一番難しい。

それこそ、AIの画像解析に任せて自動でチェックするような体制を作るほうが早い。
画像解析のAIは進んでいるから、そういうこともできるようになると思う。
少なくとも1週間以上前に見つければ、何かできるかもしれない、ということだ。

宇宙の出来事は人間の時間のスケールでは測れない。
相手は何百年、何千年、何万年という大きなスケール。
だから、なかなかうまくいかない。

人間の知力は宇宙の運に勝てるだろうか。

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