考えたこと2

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ブラックホール
ブラックホールという言葉も、だいぶ一般的になった。
なんだかわからないけど、宇宙にそれは存在するらしいし、いろんなものを飲み込むとか、中にはいったら光も出てこられないとか、質量がとてつもなく大きいとか、何となくそんなものという理解だ。
ぼくが小さい頃はそんな言葉はなかった。
いつの頃からか、本やテレビで見たり聞いたりするようになった。

最近、天の川銀河の中心の、そのブラックホールの活動が活発になっているらしい。
もっとも、今見えているのは2万5600年前の姿だが…。

このブラックホールは「Sgr A*(サジテリウス エースター)」という。
大型望遠鏡と補償光学の進歩で観測できるようになった。
それは、天の川銀河の中心にいて、太陽のような恒星がその周りを周回している。
なんと重さは太陽の400万倍ある。
質量が大きいと重力も大きいので、恒星たちが周りを回るようになる、ということらしい。

ブラックホール自体は見えないのだが、そこに引きつけられる物質が発光するから、存在が見える。
最近、その発する光が大きくなっている。
近接する恒星から、ガスが剥ぎ取られたのかもしれない。

このブラックホールは地球から一番近いもの。
これを観察することで、わからないことがわかったりして、教科書が書き変わるかもしれないという。

今や宇宙は静的なものという考えはどっかに行ってしまった。
宇宙は膨張している。どんどん広がっているのだ。
それはいろんな観測から、どうも確からしい。

逆に考えると宇宙の最初は何だったのか?というのがビッグバン理論につながったのだと思う。
とりあえず、今膨張しているということは、昔は戻ると縮小していたことになるからだ。

このブラックホールの観測で、その一端が明らかになるかもしれない。

しかし、銀河系に属する地球も、その影響をいつかは受ける。
何万年という単位だが、地球の生命にとっては辛いことかもしれない。

でも、人類は何万年という時間を理論的に考えることはできるが、それを自分のことにできるほどナイーブではない。
だから、ブラックホールの観測は面白いのだ。

今の人類にとっては、何万年も先のことなど、知ったこっちゃない。

さて、地球の生命はいつまで続くんだろうか。





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