考えたこと2

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ギターの運指
ギターの運指というのは、指板の上の6弦をどの指で押さえるか、ということ。
6つの弦はフレットで区切られていて、それはエレキギターでは22くらいある。
見たことがある人はわかるだろうが、低音側はフレットの幅が広く、高音側は狭くなる。
つまり、6つの弦✕22フレットの132の押さえるべきところがあって、それを原則的には左手の4本の指で押さえることになる。

4本の指というのは、ネックを握っているので、親指は指板の後ろ側にあるからだ。
たまに、手の大きな人は低い方の6弦や5弦まで、裏側から出した親指で押さえることもあるが、それはイレギュラー。
基本は4本の指だ。

普通は、基本となるポジションを人差し指で決める。
5フレットのポジション、というと5フレットに人差し指が来るパターン。
ギターはピアノと違って、音の高さでは押さえる場所が決まらない。
音によって、何か所か同じ音の高さがある。

だから、譜面を見ただけではどこで弾くのかは決まらない。
それを表すためにTAB譜というものがある。
TABは五線譜より1本多い6線譜。これがどの弦で弾くかを表す。
音符でいうとオタマジャクシの頭の黒く塗っている部分に何フレットで弾くかを書く。
数字に音符の棒から下がひっついている。

でも、もう一つ問題があって、どの指でその位置を押さえるかという問題がある。
たまに、TABの数字の上などに1234という数字が入って、これが1:人差し指、2:中指、3:薬指、4:小指を表して書き込んであることもある。
しかし、通常は書かないのだ。
手の大きさや指グセというものがあって、そこまで指定はしないことが多い。

話が長くなったが、ぼくは5フレットポジションなら、人差し指から小指までに5,6,7,8フレットを割り当てて弾くことがほとんどだった。
別にそう弾けと習ったわけではないが、小さめの手で弾こうとすると必然的にそうなる。
弾くポジションが決まれば、そこから4フレット離れたところまではそのまま対応する。
それが一番いいと思っていた。

しかし、こないだレッスンに行って、先生の指使いをよく見ていたら、あまり小指を使わない。
聞くと小指を使うのは、どうしても使わないといけないときだけで、できれば中指と薬指で対応する、というのが先生のやり方。
手が小さく、指が短いとどうしても指をストレッチしないといけないが、その方が速く弾くのには向いている。
さらに、弦違いの同フレット(1弦の8フレットと2弦の8フレットというような場合)のときは違う指で押さえるという。
たしかに、同じ指で押さえようとすると、手がバタつくし、それが小指だとどうしても遅れる。
ロックのギタリストは、たいがい小指は使わないらしい。

それから、ライブの映像などを見ていると、たしかに小指は使っていない。
女性でどう考えてもぼくより手が小さいと思われるギタリストでも、小指はめったに使わない。
画面を注視してビックリした。

これは青天のヘキレキだった。
もっと早くそのことに気づいていれば…、と思うがもう遅い。

これから練習するぞ。


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