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2019.09.09 Monday
朝の電車情報
大阪駅を朝10時くらいに通るのだが、乗客が明らかに減っている。
大きなスーツケースを持った人がほとんどいなくなって、やはり夏休みの行楽シーズンが終わったのかなと思う。 しかし、それだけでもないのかもしれない。 今の政治状況や国際情勢を考えると、韓国や中国から来る人が減ってもおかしくない。 夏休みが終わったからだけではないだろう。 インバウンドの需要が減っているのだ。 特に関西はそれで潤っている部分もあるから、大変だ。 また、以前からドラマが変わるたびに、梅田から大阪駅に行く途中の壁に大きなポスターが出て、出演者などの大写真が出ている。 若い女性が、よくそこをバックに写真を撮っているのだが、それはあくまで夜の番組。 局が力を入れているドラマなのだろう。 こんな写真もインスタ映えするのかと感心していた。 しかし今日、駅で降りたら、大きな常設のポスターがあって、そこに朝日放送の朝昼の番組表が載っていた。 これは驚いた。 宣伝の要素はあまりなく、単なる番組表なのだ。 この駅の畳一畳分くらいの番組表は、朝日放送の苦しさを表しているように思える。 単に新聞の番組欄を見れば済む話。 でもすでに新聞を取らない人も増え、若い人たちのテレビ離れも深刻だ。 だから、単なる番組表を宣伝しないといけなくなる。 昭和の時代には、こんな日が来るなどと思ってもいなかった。 だいたい、民放の朝昼の番組は、かなりひどい。 それでもまだ朝日放送は吉本の芸人に頼らず、内容はともかく、わりとマシな番組作りをしていると思う。 なんと言っても、2時台、3時台は過去のドラマを再放送しているだけいい。 毎日放送はその時間も、ワイドショーと称する下らない番組を流しているのだから、まだ良心的と言える。 昼は休んで経費を削減したらいいと思うのだが、広告費を儲けないといけないから、仕方ないのだろう。 関西ローカル制作の番組は特にひどい。 よしもとの芸人などが出てきて、わちゃわちゃと井戸端会議をする。 だいたいはそのパターン。 こんなもの、やって意味があるのだろうか、と思う。 朝の通勤電車だけでも、いろんな世相がわかる。 面白いものだ。 |
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