考えたこと2

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蛍草 菜々の剣
BSの時代劇でやっていた。
武家の娘が、町人として武家に奉公し、偶然にも親の仇に出会い敵討ちをするという話。
書いてしまえば1行の話だが、一人で生きる菜々と周りの人たちの交流がいい。
仇討ちを描いた人情噺だ。

葉室麟の時代小説。
以前、葉室麟は同じようにドラマで見て「銀漢の賦」を読んだ。
この人の小説は、義理人情の世界だ。

時代劇は細かい約束事がなく、物語のエッセンスを描くことができる。
これがいいのだろう。

電話やパソコン、スマホもないし、何かを伝えるには会うしかない。
メールやSNSもないので、誰かの情報は本人か知り合いに聞くしかない。
写真も撮れないので、人の顔は覚えておくしかない。

時代が進んで便利になった。
便利になったことは、いいことだ。
世界中で貧しさが減り、だからこそ、世界の人口が増えている。
しかし、温暖化や覇権争いなど、問題も増えた。

そんな面倒くさいものは一切ない。
そういう世界でこそ、人の心の機微が描けるのかもしれない。
いい話だったから、本も読もう。

それと、このドラマの主役の清原果耶がぴったり。
作者が彼女を思い浮かべて、物語を書いたのかと思う。

いい話だった。


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