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2019.09.06 Friday
キーボード復活
学校法人に勤めていたときに使っていたキーボードが復活した。
キーボードと言っても、音楽のキーボードではなく、パソコンの入力用。 ぼくはキーボードについてはこだわりがある。 メカニカル・スイッチ式のキーボードで、キーを打つとカタカタという音がする。 押し下げる距離が長く、底までいかなくてもキーを打てるもの。 ブルートゥースという通信で、ワイヤレスでつながる。 一度、今の勤め先へ持っていってトライしたのだが、その時は通信がうまくいかず、チャタリング(勝手に同じキーで入力されてしまう)という現象が出た。 今回はパソコンの入れ替えがあって、新しいパソコンになったので、もう一度トライしたのだ。 その結果、チャタリングはブルートゥースの通信が離れていたから、ダメだったということがわかった。 パソコン本体を足元から机の上に上げると問題なかった。 おかげで、やっと使えるようになった。 パソコンに付属のキーボードは、打っているとほとんど押せず(底についてしまう)、押し下げるのに慣れていると頼りなく、底についたときの応力が大きいので、指に負担がかかる。 ひょっとしたら、右手のバネ指の原因はこれかもしれないと思い、今日から本格的に使っている。 なんとなくいい感じだ。 ブラインドタッチは覚えるべきだと思う。 これはひとえに弟のおかげ。 その経緯は書いたことがある。 仕事でのアウトプットというと、やっぱり書くことがメイン。 書いて、提出して初めてアウトプットができる。 もちろん、営業成績を上げるとか、新商品の開発でリーダーをやって成功するとか、そういう文字にしなくてもいいアウトプットもある。 しかし、文書で残すのと残さないのとでは雲泥の違いがある。 書くことは仕事の基本だ。 もっと書くことを重視しないといけない。 そのために、今や書くための道具となっているキーボードに慣れることは大事。 スマホのフリック入力で卒論を書くツワモノもいるというが、やはりキーボードの方が入力は早くなる。 キーの数が多いから、それは必然だ。 日本語変換も良くなって、予測変換を使えばそう変わらない、という人もいるかもしれないが、やはり大きな画面で両手を使って打つというのは強い。 昔の小説家は、愛用の万年筆というのをよく紹介していた。 今はもうキーボードになっていると思う。 紙とペンの世界の良さは認めるが、字を書くことに関してはもうそこには戻れない。 前にも書いたが、字が汚くなったのは早く書こうとするからだ。 それは、ワープロで打つ速さが基準になっている。 昔とは基準が違う。 ということで、昔愛用していたキーボードを取っておいてよかった。 |
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