![]() |
2019.08.31 Saturday
ピンクの帽子
朝行きがけに、駅ですれ違った男性が、ピンクの帽子をかぶって女装をしていた。
顔は完全に男性の顔。 あれは何なんだろう。 なにか罰ゲームでもやっているのかと思って、周りを見てもテレビのクルーはいない。 とにかく、びっくりした。 「LGBT」と世間では言っているが、あの活動はこういう人たちが普通に過ごせる社会を目指すのだろうか。 ぼくはまだまだそれを感情レベルで受け入れられない。 こういうことを書くこと自体がダメなのだろうか。 多様性を尊重するとか、個人の自由だとかいう意見は理屈でわかるし、それに反対するつもりもない。 そういう世の中の流れなのだから、受け入れないといけないと思う。 しかし、その種の問題を感情レベルで受け入れるのはまた別の話だ。 感情をそんなにすぐに変えられない。 理屈と感情は違うものだ。 だから、そういう問題は急激に社会の本当の理解を得ることはできないと思う。 LGBTを声高に訴えている人たちが何を言おうと、見たり聞いたりした人が違和感を感じるものは仕方ない。 理屈ではわかっていても、感情はわからない、という問題はややこしい。 アメリカのポリティカリー・コレクトネスの問題もその類だろう。 伝統的な価値観を否定するものだ。 それが間違っていると言っているのではない。 難しいと言っている。 スチュワーデスをキャビンアテンダント、ビジネスマンをビジネスパーソンくらいはまだマシだろう。 しかし、「メリー・クリスマス」を「シーズンズ・グリーティングス」というのはどうだろうか。 伝統的にクリスマスにメリー・クリスマスというのがキリスト教の価値観だが、それを別の言葉に変えて「クリスマス」を消してしまうことには抵抗があるだろう。 そういう人たちが、トランプ大統領を支持しているのかもしれない。 世の中には伝統的な女性観とか、男性観というものがあって、それは感情のレベルまで降りているものが多い。 だから、ユニセックスのトイレなど理解しにくい。 グーグル日本語変換では、「ユニセックス」と打つと「男女兼用」と出てくる。 手回しがいいことだ。 ぼくも年をとって、だんだんと保守的になって、進歩的な人たちから文句を言われる側になった。 でも、それは仕方ないことだ。 人類の歴史はその繰り返しで進んできた。 こういうのも、吉田拓郎のいう「古い船」なのだろうか。 |
![]() |