考えたこと2

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心が叫びたがってるんだ
こないだ書いた「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」のスタッフが作ったアニメ。
前作が「あの花」これが「ここさけ」と呼ばれているらしい。

これも「あの花」と同じく学園モノ。
小さい頃のトラウマで言葉が話せない女子と、似たような生い立ちの音楽好きの男子が主人公。
困難を乗り越えて、ミュージカルを上映するという物語。
言葉は話せないが、歌なら歌えるという女子が頑張る。
前作のように、幽霊が出てくるというようなファンタジックなものではない。
ちょっとそういう雰囲気もあるが…。

本当に昔の学園モノみたいに、クラス全員で協力する。
本番でのトラブルも定番だ。
ちゃんとハッピーエンドになる。

とても普通の学園モノなのだが、昔の「青春とはなんだ」などを見ていない若い人にとっては新鮮かもしれない。
こういうのが2015年に作られて、ヒットした(らしい)。
久しぶりにこういうのを見ると、昔を思い出す。
昭和30年代から40年代の学園モノ。

ぼくらの世代にとっては、「青春とはなんだ」「これが青春だ」は外せない。
青春ドラマの原点だ。
その後いろんな学園モノが作られたが、この2つがベストだと思う。

十数年前に再放送があって「青春とはなんだ」を見たが、劇中に「ハイネの詩集」が出てきたはず。
あの頃のドラマには、そういう格調があった。
今は文化部は衰退して、みんな体育会系になってしまった。
文化部を指導する先生がいないのだろう。

「ここさけ」はそういう時代の風潮に対するアンチテーゼかもしれない。

普通にいい話だと思う。



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