考えたこと2

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被爆体験の風化
原爆関係のニュースで「被爆体験の風化を食い止めないと」ということをやっていた。
もう原爆が投下されてから70年以上経つのだから、実際に体験した人はほとんど残っていない。
ニュースでは、原爆が投下された時にお腹の中にいた、という人が話していた。

ぼくは、風化するのは仕方がないと思う。
今、日清戦争や日露戦争のことを話す人はいない。
どちらも100年以上経っている。
いずれ、同じようなことになっていくのだろう。

たしかに、原爆が実際に投下された唯一の国だから、その体験を世界に伝えていく、という役割はある。
しかし、国内的に言えば、なぜそれが投下されるまで戦争を止めなかったのか、ということも風化させてはいけないと思う。

日本の軍部は天皇が戦争を終わらせようとしても、終わらせたくなかった、と聞いている。
どう考えても、無駄な戦いだった。
もっと早く降伏する道もあったのだ。

アメリカも原爆を使ってみたかったから、戦争を無駄に長引かせたという意見もある。
しかし、それは他国のことだ。

ぼくらが反省すべきなのは、第二次大戦の軍部のやり方だと思う。
もちろん、軍部だけでなく、マスコミも、国民も戦争をしたがったのだ。

いつも原爆の日に思うのだが、日本人は被害者という言い方ばかり。
それは偏っている。
日本人は加害者でもあるのだ。

対外的には加害者の日本を反省し、国内的には日本を戦争に導いた軍部のことをもっと反省しないといけないと思う。

ぼくは憲法9条は現状に即して改正したらいいと思う。
どう考えても、自衛隊は軍隊だ。

現実を正しく認めることが大事だと思う。

そのためには、原爆に関して風化させないというのなら、被害者の面だけを言ってはいけないと思う。




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