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2019.08.01 Thursday
ギターを教える
ギターを教えることにした。
長いことジャズギターの教室に通って、教わっているが、もう上達はあきらめた。 それでも、教えられることを通じて、教える難しさを知った。 ぼくはあまりよい生徒ではない。 最初こそ、やる気があったが、そもそもこの歳でそんなにやる気が出ない。 思い通りに弾くなどということは無理。 でも、少しでもフレーズの引き出しを増やして、弾ける音を増やしたい。 月に2回、レッスンに行って先生とギターを弾いて話をするのがいいのだ。 本当にギターは楽しいと思う。 いろんな機器が安くなって、できることが増えた。 以前は一番のハードルだった、チューニングもメーターを合わせればできるようになった。 これは大きなテクノロジーの恩恵だ。 多重録音も簡単にできるし、それをビデオに録ることもできる。 弦の種類も増えて、アコギでエレキギターのような弦も使うことができる。 通販が発達して、いろんなグッズが手に入るようになった。 ギターをきれいにするワックスやオイル、指板のクリーナー、金属パーツを磨くものなどもすぐに買える。 ガットギターの弦(ナイロン製)を使う、フォークギターのような形のものも売られている。 ブリッジにピックアップを内蔵したエレアコというのもある。 もちろん、空洞のないソリッドのエレキギターもある。 音が出せない人のために、サイレントギターなどもある。 2万円弱で、エレキギターの入門セット(アンプもセットだ)も売っている。 弦をはじくのは指でもいいが、大きな音をはっきり出したければ、ピックを使う。 ピックもいつの間にか種類が増えて、アクリル製のものや、ナイロン、新素材などよりどりみどり。 厚いピックも出てきたが、これがまた慣れると弾きやすかったりする。 こないだ、ギターの先生とピックの話になった。 昔はオムスビ型のピックばかりだったが、どんどん種類が増えたということだ。 ジャズの人はティアドロップ型(涙のしずくのような形)をよく使っているが、これがまた大きいの、中くらいの、小さいのとたくさんある。 厚みも特大なら4ミリというようなものもある。 至れり尽くせりだ。 ピックをとんがったところで弾くのではなく、丸いところで弾くのがいい、という人もいる。 ちょっと弦に引っかかって、重めの音が出る。 なるほどと思う。 上手くなりたければ、Youtubeにたくさんのレッスンビデオがある。 こんなのが若いころにあったらなあ、と思う。 気に入った人を見つけて、それを練習すれば自然と上手くなる。 いい時代になったものだ。 ギターの弾き方の種類も増えた。 最近のアコギで多いのは、押尾コータローのようなパーカッションのような弾き方。 ボディを叩いたり、弦や指板を叩いたり、まるでパーカッションのように弾く。 ぼくらが若いころはなかった弾き方だ。 そういうのもできたらいいだろうと思う。 ギターの初心者にそういうことのガイドをするのなら、ぼくにでもできそうな気がする。 ということで、9月からスタート。 どうなることか。 |
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