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2019.06.25 Tuesday
アマゾンポイント
現金の送金の手数料は銀行だと結構高い。
特に他行に送る場合はすごい手数料だ。 最近は、Webを利用すると無料だとかいうサービスもやり始めたが…。 銀行はお金を貸すところがなくて困っている。 いくらお金を預かっても、金利がゼロだと儲からない。 さらに金利がマイナスになると、預かるだけ損になる。 さすがに、経済が破綻するから、一般の顧客の預金にはマイナス金利はつけられない。 みんな現金をおろして、タンス預金にするからだ。 銀行の信用創造ができなくなる。 だから銀行は手数料の商売になった。 ATMでお金を引き出すと手数料が出ていく。 時間外や休日だとそれが上がる。 あれだけ細かく分けているのも、手数料が収入になっているからだろう。 自分で使う分はデビッドカードにしないと、引き出すたびにお金が出ていく。 ネット銀行ならだいぶ得だ。 ソニー銀行は通帳レスで支店もないけど、いろんな無料特典がある。 今は現金がどうしても必要な時は、コンビニのATMがあるからOKだ。 こないだ、少額の振込を依頼する時は、アマゾンのポイントで、という話を聞いた。 数千円の振込でも他行なら200円以上の手数料。 もったいないと思う。 それなら、依頼する人たちみんながアマゾンの利用者なら、アマゾンポイントで送ってもらうといい、という話。 それならほとんどリアルタイムで届くし、手数料は無料。 銀行振り込みよりも簡単で安い! 宴会のワリカンが面倒なとき、カードで代表者が払い、他の人達はアマゾンポイントで送る。 それなら1円単位で決済できるし、手数料も無料。 こういうのが、銀行の商売を圧迫しているのか、と現実味を感じた。 この類の話が増えてくると思う。 ぼくが知らないだけで、もう当たり前にやっているのかもしれないが…。 そういえば、フリーというクラウドの会計ソフトの会社が、少額の融資審査を会計データーを使ってAIで分析して行うというサービスを始めたと新聞に出ていた。 街の商店主の人が、銀行より早いし、審査の説明にも行かなくていいし、助かったと書いていた。 なるほど。 すでにネットができて、銀行の商売が食われていたが、それがもっと現実味を帯びてきた。 会計ソフトでデーターはあるから、分析は早い。 人間の余計な感情が入らないだけ、正確かもしれない。 いよいよ、銀行はどうなっていくんだろうか…。 |
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