考えたこと2

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読み書き
目玉おやじといえば、「ゲゲゲの鬼太郎」。
故水木しげるの代表作だ。
朝ドラの「ゲゲゲの女房」でもやっていた。

このドラマで知ったのだが、水木しげるは第二次大戦で左腕を失い、悲惨な南方戦線のことをマンガに描いていた。
この人の戦争体験は本当に大変なものだったと思う。

それはともかく、「ゲゲゲの鬼太郎」のお父さんが「目玉おやじ」。
本当の名前は知らない。
お椀を風呂にみたてて、浸かっているような絵をよく見る。
鬼太郎よりも、目玉おやじの方が印象深い。

こないだ、ツイッターで誰かのリツイートが目についた。
アニメの鬼太郎の場面が出ていたからだ。
子どもたちを前に、目玉おやじが聞かせる言葉がテレビ画面のショットとともに、字幕風で出ている。

「世の中には悪い大人がたくさんいる。
国語がわからなければ、文章の嘘が分からない。
だまされた後で、知りませんでしたと言っても、遅いんじゃ。
社会を知らなければ、社会そのものにだまされるぞ。」

いかにも水木しげるらしい言葉。
戦前の体制批判も入っているのだろう。

そういうリテラシーをつけるのが、教育の役割。

LINEなどのチャットが学生の通信手段になって、返事の代わりにスタンプで済ますようなことも多いようだ。
ネットのスラングも増えて、ぼくらにはわからなかったりする。

それらを一概に悪いとは言わないが、正しく論理的な文章を読んだり書いたりする力は、初等中等教育で身につけないといけない。
よけいなものを教え過ぎなのだと思う。

英語に一生懸命になるより、まずは論理的に考えて読むとか書くという能力を身につけないと、日本の社会では生きていけない。
それがまず第一だと思う。

目玉おやじの言うことを聞こう。



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