考えたこと2

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クロスワードパズル3
クロスワードパズルについて書くのは3回目。
だいたい新聞の日曜版に載っているものがネタになったりしていたが、今回はもうしょっとちゃんとした記事がネタ。
イギリスの研究で、「クロスワードパズルには強力な脳の老化予防効果がある」という研究論文が掲載されたらしい。

それによると、クロスワードパズルをたくさんやる人は、老化による記憶力の低下が防止されるとのこと。
ここでは数字パズル(数独など)のアンチエイジング効果も調べていて、その結果

「50〜93歳の被験者1万9078人を調査したところ、単語パズルや数字パズルをやる人は、14種類の認知テストで良好な成績を収める傾向にあった。
 その結果によると、パズルをよく解く高齢者は、やらない人に比べると、短期記憶が8歳、文法的推論能力が10歳若かった。」

ということだ。

年をとっても働き続けている人や、ボランティアで社会とつながったりしている人は、明らかに余り外に出ない人に比べると、元気そうに見える。
その効果は体力的なことだけでなく、いろんな刺激を受けているからだと思う。
要は、脳に対する刺激なのだろう。
運動が認知症に効果があるのも、外を歩くということが、多くの刺激を脳にインプットするからだろう。

ペットを飼うのも同じこと。
ペットを飼うと、世話をしないといけない。
世話をするということが、脳の刺激になる。
話しかけるのも、大きいだろう。

パズルも同じように効果があるんだと思う。
刺激される場所は違って、短期記憶や文法的推論能力の分野になっているだけだ。
そういう刺激を受け続ける、ということが、脳を若く保つ秘訣だ。

他の研究結果で、すでに認知症になった人が、クロスワードパズルを解くようになると、記憶の喪失がそうでない人に比べて2.54年遅くなった、というものもあるらしい。
数字パズルを頻繁にやる人は、エピソード記憶に優れるということも判明した。

脳梗塞をやったおかげで、クロスワードパズルと数独はよくやっている。
ダイレクトメールでも、そういうものが載っていれば、みつけてやるようにしている。
別に認知症対策でやっているわけではない。
単に好きだからやっているのだ。

しかし、これから認知症の人口がどんどん増えると見込まれている日本。
薬の研究も大事だが、どういう生活習慣が望まれるのかなどについても、もっと研究すべきだ。
さらに、それをもっと伝えていかないといけない。

認知症になってしまう、ということは、その人ではなくなるということだ。

できるだけ減らさないと、大変だぞ。



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