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2019.05.26 Sunday
CDラック
ニトリでCDラックを買った。
組み立て式で2700円ほど。なかなかよくできている。 昔のものよりも、ネジ止めの部分が増えて、強化されている感じだ。 今はもうCDを聞く機会はほとんどなくなった。 買ってきても、パソコンに入れて、ウォークマンで聞くことがメイン。 最近、山下達郎の初期のレコードをCDで買ったが、新しいCDを買うことはほぼない。 洋楽は80年代くらいで終わっているし、邦楽はもう60を過ぎた人ばかり。 そんなにほしいCDをは出ない。 CDを置いている所が5ヶ所くらいにわかれてしまって、いつもあれどこ行った?と探すのが面倒で、今回のラック購入になった。 280枚入るということだったので、十分だろうと思っていたら、いざ組み立てて入れてみると、まだまだ足りなかった。 レコードはかなり持っていると思っていたが、CDもそんなにあったとは…。 一つは、講演のCDが予想外に多かったことがある。 文藝春秋が主催した作家たちのシリーズが20枚ほど、小林秀雄の講演集が2枚組で6つ、田辺聖子の源氏物語のCDがいくつか、それ以外にも半藤一利の戦後史、手塚治虫や河合隼雄、養老孟司などいろいろあった。 これが予想外に多かった。 今生まれた子どもたちは、きっとCDというメディアを知らないで育つような気がする。 生まれたときからネットがあり、音楽はダウンロードして聞くもの、という時代。 ぼくらは、SPレコードこそ知らないが、ドーナツ盤、LPレコードからCDという流れを知っている。 何度も書くが、昔は音楽はかしこまって聞くものだったなあ。 レコードをターンテーブルにのせて、針を落として、おもむろに音楽が始まる。 そんな儀式のような聞き方だった。 ウォークマンが出てきたのは1979年。 その頃から、音楽を持ち歩くということができるようになった。 カセットに音楽を入れて、車で聞くという聞き方も始まった。 ラジカセという言葉もあのころできたと思う。 その後はCD、MD、そしてデーターになった。 それでも、まだ息子の世代まではCDだ。 ぼくが死んだら、いくらかはもらってくれるだろう。 そのためには、CDをまとめて、整理しておかないといけない。 CDラック、一つでは足りなかった。 もう一つで大丈夫だろう。 しかし、レコードは捨てないといけないかな…。 |
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