考えたこと2

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球数制限
高野連は野球の将来を考えていないと思う。
せっかく新潟県高校野球連盟が、「球数制限」の導入を決めたのに、それに待ったをかけたからだ。

実際に学生時代に投げすぎたのが原因で、選手生命を短くする事例もある。
それこそ、高野連の人たちはたくさん知っているだろう。
これが高校生にとって「フェア」なことだとは思えない。

新潟高野連が導入を決めたのは、子どもたちの将来を守るのが、大人の責務だ、という考え。
まっとうな考えだと思う。
投げすぎによる「野球肘」などの健康被害が、実際にあるからだ。
今回の新潟の決定は、プロ野球の選手などにも支持されているとのこと。
高野連がいったい何を根拠に導入に待ったをかけたのか。

さらに、新潟などの地方では子どもの数が減って「野球離れ」が起こっているという。
健康被害が取り沙汰されれば、それに拍車がかかるということもあるらしい。

高野連は、勝敗に関わることだから慎重に協議すべきだ、と言っている。
結局、高野連自身が「勝敗」が一番大事だと言っているのだ。
学校のスポーツは、勝つことが第一の目的だっただろうか。
将来性のある選手の身体を壊してでも、勝つことが大事なのだろうか。

選手の将来を考えて、高校野球では1試合で100球以上は投げられない、というルールを作ればいいだけだ。
そのルールがどうして作れないのだろうか。
ルールが出来たら、ピッチャーの人数が必要になるというが、その方が野球の裾野が広がると思わないのだろうか。

おそらく、高野連の上の人達は昭和のスポ根世代。
「巨人の星」に代表される、「根性至上主義」の時代の人たちだろう。
やる気があれば、全てをカバーできるという考え方。
旧日本陸軍の「竹槍でB29を落とせる」という考え方から進歩していない。

アメリカのリトルリーグでは1試合100球という制限がある。
だから、学生時代に肩を壊す可能性は低い。

戦争に負けても、全く反省していないのだ。

早く老害は取り除かないといけないと思う。


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