考えたこと2

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80歳まで働く
人生100年時代には、80歳まで働かないといけないという。
70歳まで働けばいいかな、と思っていたから80歳は想定外だ。
まあ、ぼくはきっと寿命が短いから十分だと思うのだが…。

人それぞれだが、ぼくは長く働くにこしたことはないと思う。
人生100年の時代は、年金も広く薄くになり、稼がないと食えない時代だからだ。
でも、身体が持つかということと、自分が世の中に必要とされるのか、という2つが問題。

健康面では、外に出なくなると健康を損ねる可能性が上がる。
仕事をすると、外に出るから、それはいいことだ。
それでも、だんだんと体が弱ってくる。
気力が萎えるし、足腰も弱まる。
個人的には、80歳まではもたないと思う。
体力は必要だ。

外に出なくていい仕事もある。
これからはネットで共有したり出来るから、在宅勤務もありだ。
そういう仕事をして、プライベートで外に出ることを義務付けてもいいだろう。
個人事業主、というやつだ。
イヌをペットにして、散歩に出るという手もある。

まあ身体は大丈夫として、問題は「世の中に必要とされるか」だ。
こっちの方が大きい。

60歳または65歳まで一つの会社で働いてしまうと、なかなか次の仕事に移れないのだと思う。
ぼくの友人の一人は、60歳ですっぱり会社を辞めて、NPOで働くことを選んだ。
どうして、65歳まで再雇用の道があるのに、辞めるのかと聞かれた彼は「65歳まで働いてしまうと、次の仕事ができないと思う」と言っていた。

年齢的に60歳というのはギリギリ、という感じだ。
できれば、会社にいるとしても、70歳、80歳までの計画を立てることが必要だろう。
50歳位から、自分の仕事を考えておかないといけない。
いつまで終身雇用の定年制があるか、いつまで年功序列の賃金があるかも不透明だ。

どう考えても、働く人が減って、高齢者がどんどん増えていく社会なのだから、そんなに年金に期待するわけにはいかないだろう。
そうなると自己防衛の手段としても、自分の仕事について考えておく必要がある。
自分で世の中に必要とされる仕事をする、ということだ。

自分のスキルは何なのか。
自分の職業人生で得たものは何なのか。
そういう棚卸しをしないといけない。

昭和の時代の「一社で一生」、というモデルはもう崩れ始めている。
誰もが課長になれる時代はとうに終わった。
今や非正規社員が4割という時代。

自分が高齢者になったとき、どんなスキルを持っていたら世の中から必要とされるか、そこが難しい。
会社人生で得たものは何か。
それが技術的なものもあるだろうし、経験的なものや人的ネットワークなどもあるだろう。
それを生かして食っていく。

人生が長くなると、苦労も長くなる。

これから生きていくのは難しい。


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