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2019.04.01 Monday
ワールドEYES
今朝からNHKのBSワールドニュースの枠が変わり、ワールドEYESという番組になった。
今までの、各国の各国のニュースを順番にただただ流す、という構成から、間に解説を挟むという形に変わった。 より、ニュースのソースを選んで、解説に時間をかける。 良くなったのか、悪くなったのかはわからない。 各国のニュースをそのまま流すほうが、本当にその国が重要視しているニュースがわかるからだ。 今日最初の解説は、トライバリズム。 これはトライブから来ている言葉。 あのオメガトライブのトライブだ。 部族、という意味であり、トライバリズムは狭義では「部族主義」という意味で、最近は他の集団の言うことは聞かず、暴力に訴えても自分たちの考え以外を排斥する集団、というような意味でも使われる、という解説だった。 ニュージーランドの銃乱射事件から、この言葉がよく出てくるようになったとのこと。 あの事件はフェイスブックで中継されたらしい。 フェイスブックのAIは銃の乱射を学習しておらず、止められなかったとのこと。 このへんが、AIの「一般常識の壁」なんだろう。 人間なら、銃の乱射を不特定多数に中継していたら止めるのだが、AIはそれが常識はずれだとわからない。 話がそれたが、トライバリズムはSNSで増殖するものだ。 解説でも言っていたが、SNSは同じ考えの人がつながりやすく、自分たちの考えは正しい、と思ってしまうものだ。 そういうふうに作られているから、流行るんだろう。 特にツイッターなどを見ていると、そうなりやすい。 トランプ大統領がツイッターを多用するのは賢いと思う。 自分の仲間を作りやすいからだ。 ツイッターが、トランプ大統領をフォローした人には、自動的に民主党のサンダースも勝手にフォローして表示するようになったら、きっと誰も見なくなる。 自分の満足のために見ているのだからなあ。 でも、民主主義のバランスを考えると、対立する両方の意見を聞いて判断するというのが望ましいのだが…。 続いて、フランスのニュースで、歩きスマホを問題にしていた。 フランスでは、歩きスマホをする人をスゥオンビ、というらしい。 スマホとゾンビを結合した新語だ。 世界では歩きスマホに罰金を課するなどの対策も進んでいる。 横断歩道に来たら、自動的にスマホに注意を表示するところもあるらしい。 ワールドEYES、これからどんな話題を解説してくれるのか。 とりあえず、様子を見よう。 |
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