考えたこと2

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自動車保険
今年の自動車保険は納得がいかない。
車の安全装備の基準がサポカーという形でできているのに、それに相当する普通車は3年間だけ割引という扱い。
なんで3年間なのか。
その機能は車にずっとついているにも関わらずだ。
軽はずっと割引されるのに、どうして普通車は割引されないのか、ちゃんとした説明をしてほしい。
業界横並びで、やられているから、保険会社を変えてもどうにもならない。

調べてみると、損保業界の売上の半分は自動車関連。
任意保険の売上に頼っているのだ。
だから、その収入が減ると困るから、普通車の割引を3年に限っているのだろう。

ウチの車は3年以上経っているから、サポカー扱いでも対象外。
ほんとに腹が立つ。

こないだ、SONPOホールディングスがカーシェアリングに参入するという記事があった。
いずれ、損保の収入の半分近くが激減する、という予想が立つからだろう。

カーシェアリングは、必要な時だけ、車を使うという仕組み。
1台の車をみんなで分けて使うということだ。
必然的に、保険は走る分だけになる。
それ以外は車を使わないのだから、当たり前だ。
パーキングに止まっている時は保険も要らない。

CASEという言葉は、自動車業界ではよく言われるが、「ネットにつながる、自動運転、シェアリング、電動化」という意味。
電動化は保険には関係ないが、自動運転とシェアリングは影響が大きい。
自動運転になると、事故は激減するはず。
そうなると、保険料も激減する。

また、書いたようにシェアリングも大きい。
今は台数当たりで取っているが、それはだいぶ減るのだろう。
おまけに自動運転で保険料そのものが安くなる。

損保会社は自動車で儲けるというビジネスモデルを変えないといけない。
実際にサポカーの事故が減ったという統計が出てくると、当然そうなる。

若い人たちは車を持たず、シェアリングで済ます。
免許すら持たない人もいる。

SONPOホールディングスはシェアリング事業に参入した目的は、どんな形で保険を使えるか、明確にするためだという。

今、金融業界では比較的人気のある損保業界だが、こう考えると見通しは暗い。

しかし、ちゃんと事故率が減る分は保険料を引き下げてほしい。


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