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2019.03.26 Tuesday
AKB48
今年はAKB48の総選挙はやらないらしい。
いろんな事情があるのだろうが、人気が落ちてきたことも一因という記事もあった。 表向きの事情は、NGT48メンバーの暴行被害事件ということだが…。 総選挙は2013年にテレビの視聴率が20%を超えたが、去年は11%まで落ちている。 長期的に落ちてきているのが事実。 AKB48がスタートしたのが2005年。もう14年も過ぎた。 その間、ネットはどんどん伸長した。 最初は秋葉原のオタクが握手会などで会える、というのが売り。 そういうマイナーなファンだからこそ、たくさんいても、名前を覚えて応援する。 しかし、テレビの世界に入ると、そういうのは難しくなる。 何人かが有名になると、そのタレントにどうしても注目するようになり、全体のアイドル性が薄れる。 まさにそういうことが起こっているのだろう。 握手券や投票券ほしさに、同じCDを何枚も買うというバカげたことが流行った。 総選挙の威力があったから、CDも売れた。 それも、チャート業界にビルボードが参入して、ダウンロードなどの再生数も入ったチャートが主流になり、AKBはランクダウンした。 実数の人気になった、ということだ。 そうなってしまうと、オタク路線では苦しい。 ほんとうに売れないと、上位には入れない。 オタク文化の聖地、秋葉原で生まれたAKB48は、テレビでメジャーになってしまって、結局オタクからも見放されてしまったのだろう。 あの大人数で、似たような顔ばかりでは、飽きられても仕方ない。 儲けるためには、メジャーにならないといけなかったし、それをCDの付録の総選挙の投票券に頼った結果、今度は見せかけの人気におぼれてしまった。 あんなにたくさんのメンバーのグループは、これからは出てこないだろうと思う。 それこそ、小さな劇場でステージをやるのには意味があるが、テレビではだんだん難しくなる。 どうやって生き残るのか。 ここ数年が勝負だと思う。 |
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