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2019.03.20 Wednesday
ドラムか、ギターか
フェイスブックでヤマハがアンケートをやっていた。
「この春始めたい楽器は?ドラムか、ギターか?」というものだ。 ドラムとエレキギターの写真がでていて、そこでどちらかに投票するというもの。 ヤマハをフォローしている人に表示されるんだと思う。 どれくらいの年代がヤマハをフォローしているのか、わからないがあと6日で投票は終わる。 今の所148票だが、ドラムが64%、ギターが36%という結果。 以前、これから始めるならどの楽器?でも書いたが、最近のアンケートではギターの人気が低い。 どう考えてもドラムの方がお金がかかるし、練習場所もとるし、大変だと思う。 ほんとにギターの人気が下がっているんだろうなあ。 エレクトリックドラムが出てきて、安くなったのもあるだろう。 練習場所も、エレドラならヘッドフォンで静かにできるし。 何度か書いたが、ぼくの学生時代のギター人気から考えると、隔世の感がある。 ぼくらが中学校のころ、近所の大学生の多くがギターケースを持って歩いていた。 中には空のケースを持って歩いている人もいるのではないか、と思うくらいだった。 フォークソングの全盛で、「五つの赤い風船」や「ロック・キャンディーズ」が活躍していた頃。 ティーンエージャーの時代はそういう時代だったから、何となく今もそれが続いているという錯覚がある。 もう時代は変わっている。 あのころ、持って歩いていた人たちの多くが一時のブームで止めてしまったのだろう。 確かに、持って歩くタイプのハードケースは滅多に見なくなった。 楽器店でもギターの面積は減った。 それでも、時々見るのはリュックのように背負うタイプのソフトケース。 アコースティックではなく、エレキギターのタイプだ。 今は女子が持っていることが多い。 フェンダーの調査にもあったように、時代はギタ女。 中学の時に、女子にどうやってFのコードを押さえるのか?と聞かれた。 親指はネックの後ろだから、指は4本しか残っていないのに、6本の弦を全部押さえる事になっているからだ。 「人差し指で1フレットを全部押さえて…」と言うと、「それはムリ」と言われた。 どうも、ネックの幅が広いガットギターで、指自体が届かないということだったのだろう。 中学生くらいなら、そういうところも難しい。 たしかにエレキギターなら、女子がつまづきやすいFのコードも押さえやすい。 昔のように、エレキギターは不良、という偏見もなくなった。 それにしても、これから始めるとしたら、ドラムの方がギターより人気があるという事実。 年をとったギターファンは、もっとギターの良さを広めよう! |
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