考えたこと2

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セラピー犬
病院で子どもたちを癒やす、セラピー犬のドキュメンタリーを見た。
セラピー犬になるためには、1年間の訓練が必要らしい。
噛んだり、舐めたりするのは厳禁だし、かならず看護師の言うことを聞かないといけない。

毎日、病院を訪問して病室を回る。
重症で動けない子どもや、痛みがある子どもたちでも、セラピー犬が来たら顔がほころぶ。
これから手術に向かう子どもを見送る。
手術室に入る子どもをずっと見守る姿は、まるでそのことをわかっているようだ。

研究によると、オキシトシンという物質(愛情ホルモンと言われている)は親しい人間と接することで分泌されるが、イヌが飼い主と接する時にも分泌されるとのこと。
アメリカのサイエンスに、日本の研究者が投稿していた。

長い長い年月を経て、イヌと人間の間に絆ができたということだ、
手術を終えて、痛みが残り、歩くのが嫌な女の子でもセラピー犬と一緒なら歩ける。
家族のようなものだ。

老人のリハビリにセラピー犬が付き添うところもある。
脳梗塞の後遺症で歩くのが困難な病人も、イヌと一緒なら歩けるようになる。
意識レベルが低い老人の患者でも、セラピー犬を見ると「かわいい」などと話す。

そういうわけで、セラピー犬を導入する病院も徐々に増えているらしい。

テレビに出ていたセラピー犬はラブラドールのような大型犬。
亡くなった哲学者の池田晶子も、大型犬は人間に近いと言っていた。
中型犬や小型犬は、愛玩動物の要素が強くなるのだろう。

11歳のラブラドールは、人間で言うと80歳。
だんだんと足が弱くなっている。
それでも、待っている患者のために水中ウォーキングや、ボールを使って筋トレしている。

えらいものだ。
人間のために働くことを、自らの喜びとしている。

ネコではムリなんだろうか…。




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