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2019.03.02 Saturday
自動ブレーキの部品?
こないだの新聞に、衝突軽減ブレーキの導入が義務化されるという記事があった。
国連欧州経済委員会が日本や欧州連合など40カ国が合意して、2020年はじめにも適用を始めるらしい。 日本ではもう7割の新車に装着されているとのこと。 これによって、EUでは年間1000人超の命が救われる、ということだ。 アメリカや中国、インドは加わっていないとのこと。でも、合意した国への輸出を考えると、自動ブレーキの生産は増えざるを得ないと思う。 需要が増えるのは、カメラやレーダー。 株式投資を考えると、今どんな部品が使われていて、どこの会社が強いのかなど考える必要がある。 技術開発も進むだろう。 今の常識では、高級車はレーダーやカメラを複数つける。 クルマの前方だけではなく、横や後ろも見て安全にしようと思うと、増えるのはやむを得ない。 当然、前方だけが義務付けられると思うが、高い車は差別化が必要だ。 イスラエルの会社が、カメラとソフトウェアで先んじているらしい。 カメラはレーダーよりも安価だが、夜になると見えないとか、雨が降るとダメとか欠点も多い。 でも、今の動向では、前方はレーダーよりもカメラでやるという感じ。 そちらの方が、技術開発のニュースが多いような気がする。 当然、日本のカメラメーカーやセンサーのメーカーも、研究開発を進めているのだろう。 さらに、カメラから得られたデーターを即座に判断して、それが人なのか、ものなのかなど、判断しないといけない。 そのソフトウェアの開発もある。 ハードとソフトの両方が勝負になる。 これから、義務化で需要増が見込めるということで、どんな会社が儲かるのか。 いったいどんな部品がキーパーツになるのか。 異分野からの参入はないのか。 いろんな会社がこのビジネスチャンスに入ってきそうな気はする。 それらを探してみたけど、なかなか見つからないのだが…。 |
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