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2019.02.10 Sunday
イチロー杯
イチローの名を冠したカップがあるのを知らなかった。
今年で23回もやっている。 「イチロー杯争奪学童軟式野球」というのが正式名称。 「イチロー杯表彰式でイチローが伝えたかったこと」という日経の記事を見て、びっくりした。 そんなカップがあったのか。 去年の12月23日に表彰式が行われたとのこと。 イチローがその席で熱く語ったことは、 「みんなに伝えたいことは、自分ができると思ったことは、必ずできるとは限らないけれど、自分ができないと思ってしまったらそれは絶対にできない、ということ」 「周りができないということはたくさんあるんだけれども、それでも自分が頑張っていたら、最後はできることがたくさんあります。できないことももちろんあると思うけれど、自分の中で自分の可能性を決めないでほしい」 「人がどんな人間かっていうのは、人が見ているところで見える姿ではなくて、人の見えないところでどんな自分であるかということが、その人であるのかなという気がします。自分一人で頑張らなきゃいけないときに頑張るというのは力がいるし、難しいことなんですね。だから、常に自分に自分はどうなんだということを問うというか、そんな人間、大人になってほしい」 「僕はそれをできているとは決して言えないんだけれども、(昨年)5月頭にゲームに出られなくなってから一人でトレーニングをしたり、バッティングをしたり、ボールを投げたり、ほとんどがそういう時間だったんですね。で、そこで思ったのは、自分でこれを続けられるかどうか、続ける自信があるかどうか。手を抜くことも同時に簡単にできてしまう。でも、そこで手を抜いてしまうと、最後、シーズンを終えたときに自分が自分に負けてしまったような感覚がきっと残ると思った。今年(昨年)、それは自分でできたんじゃないかなと思っている」 だった。 さすがイチロー。 記者も書いているが、これは去年プレイヤーを外れても練習を続けた経験を語ったものだ。 彼の去就は決まっていないが、まだまだ選手としてやってほしいと思う。 |
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