考えたこと2

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スルメにお湯をかけても…
朝のドラマ「まんぷく」の盛りたて役、松坂慶子のセリフ。
この人は東京出身だが、ホントに関西弁が達者だ。

話はチキンラーメンの開発の物語だが、そこで乾かした麺にお湯をかけて戻す、というアイデアをどうやって実現するか、というところ。
今でこそ当たり前だが、チキンラーメンが存在しないときには、当たり前ではなかった。
それどころか、そんなことができるはずがない、とみんなが思っている。

松坂慶子の役回りは、ヒロインのお母さん役で、「武士の娘」というふれこみ。
いつも、みんなが思っていることを口に出して、煙たがられる。
それがやたらと面白い。
こないだも書いたが、それでいて本心では嫌がられず、愛されるキャラを作るというのは役者の力。

タイトルのセリフは、お湯をかけたらラーメンができる、というアイデアを聞いて「そんなことができるはずがない」という意味のことを言った。
それに続けて「スルメにお湯をかけても、イカには戻らない」。

それを大真面目な顔で言う。
みんなが、「そんなのできるのかな」と思っている場面。
それでも他の人たちが、なんとかなる、と言っているのに、一人正直に「そんなの無理」という。
こういう芝居ができるのは、ホントに大したもの。
本気でそういう顔をして、言わないとウケない。

今回の朝ドラの主役は、松坂慶子だ。



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