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2019.02.03 Sunday
目覚まし時計
スマホの普及で使わなくなったものの一つが目覚まし時計。
今の若い人たちは、ほとんどスマホで起きているのではないか。 一つは目覚まし時計よりも機能がUPすることだ。 スマホのアラームは何種類か設定できる。 目覚まし時計が1種類しか対応できないのとは違う。 1日に2回以上セットもできるし、曜日によって分けることもできる。 例えば、平日は7時だが、土日はオフにするなど、簡単だ。 音の種類も多く、アラーム1つごとに好みの音を設定できる。 音の大きさも、最近のスマホはかなり大きい音も出るので、枕もとに置いておけば大丈夫。 もう一つは、寝る前や起きた時に最初に触るのがスマホ、という人が多いということだ。 SNSやスケジュールの確認など、スマホ経由の情報は多い。 天気や気温も確認できる。 どうせ起きた時に見るのなら、それを枕もとに置いておくのは自然だ。 実際に目覚まし時計の売れ行きがどうなっているのか、調べてみたら2010年に「睡眠に関する調査」があった。 対象は全国の男女。年齢分布等はわからない。 それでも、なんと55%の人が起きるのは「携帯電話のアラーム」だという。 あれからスマホが増えて、きっともっと増えているはず。 スマホが普及して、目覚まし時計を使わなくなった。 まさか、時計を作っているメーカーはそんな時代が来るとは考えなかっただろう。 とんだとばっちりだ。 コンパクトデジカメも、スマホのカメラがよくなって、売れなくなった。 電卓も、ちょっと押しにくいが私用ならスマホで十分。 万歩計も最近のスマホのものは精度が高い。 手帳もきっとスマホのスケジューラーがよくなって、売れ行きが減ったと思う。 若い人たちは、スマホで情報を得るから、新聞は取らない。 もちろん、固定電話など使わない。 新聞の購読料と固定電話の料金は、毎月かかってくるから大きいだろう。 そう考えると、通信費は上がっているが、スマホで代替えされるものは少なくない。 こないだ書いたが、カーナビもアメリカではスマホが主流という。 そのうち日本もスマホになるだろう。 トランジスタラジオも、そのうちスマホのネットラジオになると思う。 ボイスレコーダーも、スマホで十分だ。 中国では決済もスマホでやるらしい。完全に財布代わりだ。 本当にスマホは世界を変えていく。 |
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