考えたこと2

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ギターを習う
どこかに書いていたと思ったが、書いてなかったので、書いておこう。
2005年7月16日に、アロージャズミュージックスクールに入会して、月に2回ギターを習っている。
もうまる13年以上経つ。

2004年の4月に大学に転職して、そんなに夜遅くまで残業しなくてよくなった。
それで、一年ちょっと経って、習い始めた。
最初こそ、やる気満々だった。

ジャズの理論について知りたかったし、どうやってあのアドリブを弾いているのか知りたかった。
イオニアン、ドリアン、フリジアン…、というスケールの理屈は理解したし、代替コードや裏コードについてもわかったし、和音の再構成についてもわかった。

でも、「わかる」のと「できる」のは別だ。
極端な話、わからなくても、できたらそれでいいのだ。

同じ年の先生を見ていると、すごい努力をしている。
当たり前だが、ぼくらのように暇な時にギターを弾くというレベルではないのだ。
ギターを弾くのが「仕事」だということは、スゴイことなのだ。
それが一番大きな「わかったこと」かもしれない。

先生は週に1日、2日程度、ギターを教える仕事をして、あとはオファーにしたがって仕事というような状況。
顔の広さも大事だ。いろんなつながりで仕事が来る。
数年前に、一回り以上違う、歌手の母娘の娘の方と結婚されてからは、母親のやっているお店での仕事も増えたと思う。

大フィルからの依頼でエレキギターを弾いたり、いろんな店でのライブもある。
プロが仕事を受けるということは、おそらく8割の力で弾けるということだろう。
2割位は余裕を持たないとダメだ。
それは自分の仕事でも同じ。

若いときはアイドル歌手のバックもしたことがあるらしい。
今は大阪だけではなく、いろんなところにドサ回りにも行く。
言葉の少ない先生だが、長いこと習っているとそんなこともわかってきた。

先生ほど弾けたら、さぞ楽しいだろうと思う。
それでも、その裏にはスゴイ努力がある。
そう簡単には、楽しく弾けない。
何でも仕事にしたら、シンドイということだ。

ギターを弾くだけでなく、スコアもさっと書く。
音楽を伝える手段は、やっぱり楽譜。
書けるし、読める。
それも、わかったことの一つ。

一時は打ち込みの仕事もアルバイトでしていた由。
コンピューターにも強い。

きっとあの先生だから、続いているだろうと思う。

いつまで続くだろうか。




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