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2019.01.28 Monday
ギターを習う
どこかに書いていたと思ったが、書いてなかったので、書いておこう。
2005年7月16日に、アロージャズミュージックスクールに入会して、月に2回ギターを習っている。 もうまる13年以上経つ。 2004年の4月に大学に転職して、そんなに夜遅くまで残業しなくてよくなった。 それで、一年ちょっと経って、習い始めた。 最初こそ、やる気満々だった。 ジャズの理論について知りたかったし、どうやってあのアドリブを弾いているのか知りたかった。 イオニアン、ドリアン、フリジアン…、というスケールの理屈は理解したし、代替コードや裏コードについてもわかったし、和音の再構成についてもわかった。 でも、「わかる」のと「できる」のは別だ。 極端な話、わからなくても、できたらそれでいいのだ。 同じ年の先生を見ていると、すごい努力をしている。 当たり前だが、ぼくらのように暇な時にギターを弾くというレベルではないのだ。 ギターを弾くのが「仕事」だということは、スゴイことなのだ。 それが一番大きな「わかったこと」かもしれない。 先生は週に1日、2日程度、ギターを教える仕事をして、あとはオファーにしたがって仕事というような状況。 顔の広さも大事だ。いろんなつながりで仕事が来る。 数年前に、一回り以上違う、歌手の母娘の娘の方と結婚されてからは、母親のやっているお店での仕事も増えたと思う。 大フィルからの依頼でエレキギターを弾いたり、いろんな店でのライブもある。 プロが仕事を受けるということは、おそらく8割の力で弾けるということだろう。 2割位は余裕を持たないとダメだ。 それは自分の仕事でも同じ。 若いときはアイドル歌手のバックもしたことがあるらしい。 今は大阪だけではなく、いろんなところにドサ回りにも行く。 言葉の少ない先生だが、長いこと習っているとそんなこともわかってきた。 先生ほど弾けたら、さぞ楽しいだろうと思う。 それでも、その裏にはスゴイ努力がある。 そう簡単には、楽しく弾けない。 何でも仕事にしたら、シンドイということだ。 ギターを弾くだけでなく、スコアもさっと書く。 音楽を伝える手段は、やっぱり楽譜。 書けるし、読める。 それも、わかったことの一つ。 一時は打ち込みの仕事もアルバイトでしていた由。 コンピューターにも強い。 きっとあの先生だから、続いているだろうと思う。 いつまで続くだろうか。 |
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