考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
教員は終身雇用
何度か引用させてもらったが、また中沢さんという元小学校教員の人のブログ記事を読んで、なるほどと思った。

記事には、「なぜ学校教育の現場は子供や保護者の想いと乖離していくのか」ということが書いてある。
理由は単純だ。

「教員は終身雇用です。ゆえに、お客さん(子供や保護者)の要望を聞くより、内輪の評価を気にしたり、なにがなんでも居座ったほうが合理的です。」

「管理職に関しても、部下に嫌われるより、のらりくらり保護者の要望をかわしたほうが無難です。なんせつぶれませんし、リストラもありませんから。いくら子供のために職員や教委を敵に回しても、その年限りの感謝で終わってしまいます。教員たちは、それなりに合理的に行動しているんですね。」

教育委員会も同じこと。
だから、身内の理屈をこねて、いくら社会から批判されても変わらない。
研修をしても、教育委員会がやるのだから、的はずれな研修になってしまって、世間の要望とはマッチしないという。

そもそも学校の存在の目的があいまいだ、というのが筆者の意見。
学校の目的は教育だが、教育の目的とはと言われると、難しい。
教育基本法18条の第一項にによると、

「学校内外の社会生活の経験に基き、人間相互の関係について、正しい理解と協同、自主及び自    律の精神を養うこと。」

とある。

今の教員に、「学校内外の社会生活の経験」に社会人としての経験があるのだろうか。
社会人の大多数は民間企業で働いたり、自営をしたりしている。
その人たちの常識が学校で通用するのだろうか。

そんなことも考えてしまう。

日本の教育を刷新するには、今の教員養成制度を変えないといけないと思う。





| | 考えたこと | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/237451
トラックバック