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2014.12.28 Sunday
STAP騒動 2
STAP騒動について、産経新聞に小保方さんの記事があった。
「小保方氏「データ操作」認める趣旨の発言も… 理研調査委 STAP論文の疑問点を調べた理化学研究所の調査委員会は26日の記者会見で、論文の図表1点について、作成に必要な作業をやっていなかったことを小保方晴子氏(31)が聞き取り調査に対して認めたことを明らかにした。 さらに論文のデータの一つについて、小保方氏が「元のデータを(共著者に)持っていくと『これでは使えない』といわれたので、操作した」との趣旨の発言をしたとも明らかにした。 理研の調査委に対し小保方氏は実験記録をほとんど提出しなかったといい、調査委員長の桂勲・国立遺伝学研究所所長は「記録がない可能性が高いと思っている。大変、苦労した」と述べた。」 と書いてあった。 普通に考えて、小保方さんがSTAP細胞を捏造したというのが順当な結論だと思う。 民間の研究所なら、責任者も所長も懲戒だったろう。 でも、理研のような組織にはそういう事はできない。 身内を守ろうとする。 組織としては失格だろう。 こんなところに税金を投入するのはマチガイだ。 小保方さんに悪意があったかどうかはわからない。 「みんなが喜んでくれるから、捏造した」ぐらいの意識だったのかもしれない。 そういう教育を受けてきたのだろう。 早稲田の博士論文のコピペも、結局回りの人もやっていたから、罪の意識もなく、みんなやってる、で通ってきたのだろう。 そんないい加減な審査で博士号を出した。早稲田の先端理工学部の罪は重い。 それだけ彼女への教育の成果は上がったということだが…。 それに、何度も書くが、理研の研究管理体制がムチャクチャだった。 結局小保方さん一人の秘密作業で、発表してしまった。 研究ノートの確認もせず、手順の文書化もせず、第三者による確認もなし。 そんな管理体制でちゃんとできるわけがない。 功を急ぐ気持ちはわかる。 それなら、発表と併行して第三者の確認をするべきだった。 どのみち、発表したら、第三者が確認し始めるのは当然だ。 だから、理研内でさきがけてやればよかったと思う。 たとえ悪意がなかろうと、これは日本の科学史に残る恥だ。 悪意がないということほど、怖いことはない。 悪いことは、悪意を持ってやってくれないといけない。 そういう意味では、小保方さんはニュータイプだろう。 新人類よりも新しい。今までなかったタイプだ。 それに目をつけて、幸福の科学が小保方さんの守護霊に関する本を出している。 なるほど。教団に入ったら成功するかもしれないなあ。 しかし、理研と早稲田は今回の失態をかみしめて、組織をいったん潰してやりなおすべきだ。 これで世間は幕引きだろうが、理研と早稲田は幕を引いてはいけない。 でも、たぶん彼らの体質は変わらない。 ナントカは死ななきゃ治らないのだ。 |
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